2017年4月29日、騰訊新聞によると、中国の景勝地、杭州に鮮やかな青一色のベレー帽、サングラス、Bluetoothイヤホン、「法執行レコーダー」と揃いの制服上下を身につけた美女パトロール隊「城菅」(都市管理職員)が現れ、多くの観光客の中で一段と目を引いた。
西湖の湖面を見つめる美女パトロール隊員
5月1日のメーデーの前後は短い休日となる。浙江省の省都、杭州市は上海から近く、日本でも人気の観光地。「上に天国あり、下に蘇州・杭州あり」の言葉で知られ、緑茶「龍井茶」の産地でもある。うららかな陽気の中、杭州の西湖の「断橋」には、多くの観光客が押し寄せ、混雑はピークに達した。
西湖で写真を撮る観光客たち
杭州の西湖は世界遺産(文化遺産)にも選ばれており、「断橋残雪」はその西湖十景の一つだが、この日、人の頭ばかりで橋のたもとが見えなくなりそうな混雑の中、美女パトロール隊員たちは、颯爽と闊歩し、秩序の維持に当たった。その表情はきりりと引き締まっている。観光客たちも道を明け渡していた。
最新のBluetoothイヤホンを耳にした隊員
「城菅=城市管理」と呼ばれる都市管理の政府職員は、中国独特の職業の一つで、警察より怖いとされている。中国では無許可で物を売る露天商も多く、最近この「城管」職員がそういった露天商などを厳しく取り締まっている光景がよく見られる。
実は、5月1日より、「城市管理執法弁法」が施行され、同職員は取り締まりを行う際、胸に装着した「法執行レコーダー」で違法行為や取り締まりの全過程を録画することになった。「法執行レコーダー」は目立たず、ぱっと見が無線のような機械で知らないうちに録画されることもあり得る。
杭州・西湖に現れた美女パトロール「城菅」隊員は、「法執行レコーダー」の他に、現在世界的に大流行のワイヤレスイヤホン、Bluetoothイヤホンを耳にし、上から下までビシッと決まったクールないでたちだった。
(情報元:http://news.qq.com/a/20170430/011869.htm#p=1)
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