中国発祥のテーブルゲームと言えば、マージャン。中国の地方都市を歩いていると、屋外でマージャンに興じる中高年の市民を見かけることがしばしばありますが、雲南省昆明市にある広場では今、巨大な牌を使ったマージャン大会が開催されており、注目を集めています。
昆明市内の広場に設置された、緑の巨大マージャン卓。そこには長さ40センチ、幅30センチ、厚さ20センチとそれぞれ通常の牌より10倍大きい巨大な牌がゴロゴロしています。これらの牌をプレイヤーがエッサホイサと持ち運びながら、ゲームが進んでいきます。気になる重さですが、材料が発泡スチロールなので1個200グラムと思いのほか軽いようです。
イベント主催者によると、「頭のスポーツ」と言えるマージャンを、屋外で、しかも巨大な牌でプレイすることで「中高年者でも楽しめる運動」として楽しんでもらおうと考案したそうです。牌を業者に発注した際には最初「そんなもん作ったことない!」に難色を示され、デザイン画を持参し、材料を指定したうえでようやく作ってもらえたのだとか。ちなみに、1セットのお値段は15万円ほどとのこと。残念ながら「一家に1つ」という訳にはいかなさそうです。
参加した市民の女性は「ずっと座りっぱなしのマージャンは嫌いだったけれど、やってみて『あっ、マージャンしながら運動ってできるんだ』と思った。またやりたい」と快感を覚えたようです。頭にも体にもいい、まさに「健康マージャン」。ちょっと試してみたくなりますね。
参考:http://www.clzg.cn/article-118295-1.html
※株式会社フライメディアは、中華圏と日本をつなぐ会社です。
本日御紹介した「巨大牌を使ったマージャン大会」関連の取材したい、もっと詳しくリサーチしてほしい、写真や映像を使用したいなどご希望がございましたら、是非弊社にお問い合わせください!