2017年6月4日、騰訊網によると、甘粛省平涼市にすごわざの達人がいる。黄国光さん、今年77歳。
黄さんは、若い頃から美術関係のスタッフや宣伝・広報責任者、教師などの仕事に携わってきたが、この40年あまり「龍の篆」という篆書道を一心に研究し学んでいる。黄さんの「龍の篆」書道作品は、どの一字にも龍の造形が入っており、とても美しく、上品で、新鮮さにあふれ、優れた技巧と深い情緒を感じさせる、他の人には真似できないものだ。
黄さんは、闊達な気性で、人をもてなすのが好きであり、喜寿を迎えるとはいえ、健康そのもので明るくて爽やかだ。「龍の篆」書道を創出しようと思ったきっかけについて、黄さんは、自らの干支が龍であること、もともと書画の創作が好きで、加えて中国の伝統文化は「龍」を大事にしていることから、よし、「龍の篆」という新しい書道の道を切り開こうという気持ちが内心から芽生えたと語った。
「書を書く人は多いが、みんな王羲之の書、黄庭堅の書、張旭の書というように先人の書を模倣するばかりで、それを超えて、自身の特色や風格を出すことはとても難しい。自分はいっそ大胆に新しいものを創出したいと思った。」
「龍の篆」書は書こうと思ってすぐ書けるものではない。まず、小篆(篆書は秦以前に使われた漢字の書体で大篆と小篆とがあり、隷書、楷書のもとになった)に熟練した上で、それに自ら独創した“龍の頭と龍の尾”のスタイルを加えたものだが、決まったルールに従って書いており、伝統的書道の求める美のレベルにも達しており、またその規範も守っている。」
黄さんは、5項目について国家知的財産権登録証書を取得しており、その「龍の篆」書道作品は、何度も全国的衝動大会に入選し、グランプリを受賞している。
現在、北京の有名なオークション商が年俸15万元(約240万円)で黄さんを専任画家として招聘したいと申し出ており、黄さんは思案中だ。
(情報元:http://news.qq.com/a/20170605/010307.htm#p=1)
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