濰坊新聞網によると、1月18日、寿光市聖城街道益城村の巴麗麗(バー・リーリー)さんが急性骨髄性白血病を患い、早急に造血幹細胞の移植が必要であるとわかった。骨髄液が一致した8歳の娘、肖恵玹(シャオ・ホイシュエン)さんは、移植の基準に足りないため、毎日たくさん食事を食べ、体重を増やしている。
写真=病院で抱き合う親子の様子
巴麗麗さんは今年42歳。2015年に急性骨髄性白血病だと診断され、治療生活に入っている。治療を施し、病状はいい方向に向かっていた巴麗麗さんだったが、1ヵ月前に病状が再発し、医師より早めに造血幹細胞の移植が必要だと告げられた。
そして、家族全員が骨髄液の検査を受けた結果、娘である肖恵玹さんのみが型が一致。娘が巴麗麗さんの唯一の生きる希望とチャンスとなった。ただ、造血幹細胞の寄付には25Kg以上の体重が必要なため、小柄な肖恵玹さんは、早く造血幹細胞を寄付し母親を助けるため、毎日たくさん食事を食べ、必死に体重を増やしている。
写真=娘が母の様子を気になる
一方で、巴麗麗さんの心も複雑だった。「病気は怖くないし、死ぬことも怖くないですが、娘はまだ8歳で20Kgしかないのに、造血幹細胞をとるのに苦痛を伴うことを考えるだけでいても立ってもいられません」
写真=寝たきりのお母さんのために、足をマッサージする
以前、家族に迷惑をかけないという思いで、巴麗麗さんは一回だけ川辺に行き、携帯の電源を切り、自殺を試みたこともあった。その一瞬、彼女の脳裏に家族の顔がよぎり、特に、毎日近くで付き添ってくれる肖恵玹さんのことを考えると、死にきれなかった。
写真=お母さんの足を洗う
巴麗麗さんの主人である肖偉(シャオ・ウェイ)さんは記者に、妻がもし造血幹細胞移植手術ができれば、回復する可能性はとても大きいが、治療費が思うように集まらないと伝えた。「妻の前期治療に50数万元を払い、今現在一文無しです。移植手術と後期回復に少なくとも50万元必要になります」と肖偉さんは話す。
写真=8歳の肖恵玹(シャオ・ホイシュエン)
手術のリスクや苦痛を前に、8歳の肖恵玹さんは「私はお母さんがいなくなるなんて考えられない。自分の命を懸けてでもお母さんを助けたい。お母さんがいるから暖かいお家がある」「絶対にお母さんを助け、わたしたち一家の希望を果たします」 娘の肖さんの信念は揺るぎない。
巴麗麗さん親子を知る市民は続々と手を差し伸べたり、電話で励ましたりしている。
(情報源:http://www.wfnews.com.cn/index/2017-01/19/content_1821374.htm)
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