2018年1月31日、中国OPPOが日本進出を正式発表。2月9日からビッグカメラとヨドバシカメラで発売される「R11s」とは?
中国スマホメーカーの躍進が止まらない(掲載元:虎嗅網)
1 月31日の虎嗅網によると、価格は中国内よりやや高い6万円。SIMフリーのスマートフォンで、色はレッド、ブラック、シャンパンの三色。中国市場は徐々に飽和状態、米国には入り込めない、ヨーロッパには特許の問題があり、東南アジアでは価格競争力がない、という中で、0PP0は日本に照準を定めた。
縦長で持ちやすく見やすい(掲載元:Android Authority、虎嗅網)
日本人ユーザーが日本製を好むと思いきや、日本では実はiPhoneが依然人気を誇り、昨年のIDC Japanが発表したデータでも、シャープや京セラ、ソニーをはるかにしのいで、アップル社のシェアが50%を占めている。しかしながら、残りのシェアは日本メーカーが分けあってそれぞれ10%づつという感じで、韓国のサムスン、LGや中国メーカーは存在感がない。
しかし、日本メーカーは国際的な人気動向に後ろ向きで、イノベーション能力に欠けると見られ、OPPOは、iPhoneの残りの「ハーフ・ピザ」を狙う。
鄧宇辰CEOはグローバル化への重要な一歩と表明(掲載元:新華網)
1月31日にQuestMobileが発表した『2017年中国スマートフォン報告』によると、中国ではアップルのシェアが下がる傾向にあり、フアーウェイ、OPPO、vivo、金立が躍進し、シャオミーは勢いが衰えている。OPPOの特徴は、そのユーザーの60%が女性であること、30歳以下の若者が80%近くを占めていることだ。フアーウェイやシャオミーのユーザーの約70%は男性だ。
OPPOは中国の内陸部や地方都市でシェアを伸ばしており、この内陸部、地方都市は今後スマホゲームアプリのユーザー増加が見込まれている。
中国の0PP0ショップに並ぶ若者たち(掲載元:百度)
OPPO R11s が女性に大人気なのは、セルフィー、ビューティーに優れているから。今後、イメージキャラクター戦略にも力を入れて行くだろう。日本の電気通信業者との提携機販売やMVNO販拡も見込まれる。ブランドを浸透させて将来的には専門店、フラッグシップショップの展開を目指す。
(情報元:http://tech.ifeng.com/a/20180201/44868038_0.shtml
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1588374577614324932&wfr=spider&for=pc
https://www.huxiu.com/article/231823.html?f=chouti
http://www.xinhuanet.com/tech/2018-02/01/c_1122353536.htm)
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