中国四川省成都市で愛する妻と娘のためにとても手の込んだ「愛の朝食」を作り続けている男性が、近ごろ中国のネット上で話題となっています。
「愛の朝食」を作り続けている李平さん(出典:騰訊網)
「愛の朝食」を作っているのは、同市錦江区で飲食店を経営する李平さん。李さんは昨年、以前レストランで働いていた女性と結婚、今年2月には長女が生まれました。病院から出された産後の体力回復とお乳の出を良くするための産後食を全く受け付けない妻の様子を見て、「じゃあ俺がご飯を作ってあげよう」と思い立ったそうです。
栄養満点、彩りも鮮やか!(出典:騰訊網)
飲食店経営とはいえ、家ではほぼ厨房に立つことはなく朝食を抜くこともしばしばだった李さん。最初に妻に出した朝食はフレンチトーストにハチミツ、オレンジという簡単なものでしたが、毎日喜んで食べてくれるのを見てどんどん朝食づくりにのめり込んでいきます。その結果、毎日栄養バランスを考えた非常に手の込んだ朝食を作り、その様子を写真に収めてSNS上で公開するようになりました。
品数の多さからも、手間のかけ方が伺えます(出典:騰訊網)
水餃子からフォアグラのソテーまで、270日あまりで600種類の料理を朝食として作ったとのこと。李さんは作れない料理はないと語るとともに、「食材が大事。季節と食べる人の体、そして地方の特色を考えてね」と料理作りの極意を明かしてくれました。そして今、最も幸せを感じるのは「娘が手作りの朝食を食べてニッコリしてくれたとき」なのだとか。
なんとロブスターも登場!(出典:騰訊網)
投稿された料理の画像を見ると、朝食とは思えないほど豪華で手が込んでいることが分かりますね。李さんはこれからもきっと、愛する妻と娘のために心のこもった最高の朝食を作り続けることでしょう。
まるでカフェのメニューのようです(出典:騰訊網)
参考:http://news.qq.com/a/20151205/003952.htm#p=1