中国で無形文化遺産に指定されている伝統の花火は、日本人の花火の概念を覆すものだった。2018年2月東方網や網易新聞が、春節に行われた伝統行事「打鉄花」や「火龍鋼花」の様子を伝えている。
上半身裸の男性の頭上で勢いよく飛び散っているのは、なんと溶かした鉄。
溶解した鉄と特殊な液体を混ぜ合わせた1500度の液体を、木の板を使って空に放つ。これが「打鋼花」や「打鉄花」と呼ばれるパフォーマンスだ。千年余りの歴史がある。
暗闇に飛び散った高熱の液体は、夜空に一瞬で咲いた鮮やかな花のよう。圧倒される。
2017年2月1日河南省安陽市では2人のアーティストが「打鉄花」を咲かせた。
回転する「打鉄花」もある。火花を飛ばしながら広大な円を描く様子は羽を広げた火の鳥のようにも見え、荘厳だ。
2017年1月30日武漢市の気温は氷点下まで下がったが、重慶市銅梁区からやってきた男たちは上半身裸で龍を操っている。重慶市銅梁区は「火龍鋼花」発祥の地だ。冬の澄み切った空気が飛び散る火花をより輝かせる。
中国では春節のシーズンになると各地で以上のような光景が見られ、多くの観客たちを楽しませている。飛行機のチケットを取るのに苦労しそうだが、一見の価値ありだ。
(情報源:http://photo.eastday.com/2013slideshow/20180218_1/index.html
http://news.163.com/photoview/00AP0001/2232379.html#p=CCDQ2T6000AP0001?baike)
(参照:
https://baike.baidu.com/item/%E6%89%93%E9%93%81%E8%8A%B1/1371892?fr=aladdin
https://baike.baidu.com/item/%E7%81%AB%E9%BE%99%E9%92%A2%E8%8A%B1)
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