高級食材のトリュフは皆さんにとって幻の存在ですね!
実は日本市場に出回っているトリュフはほとんど中国産で、ヨッローパ輸入という売りにしているトリュフも実は中国産で一度ヨッローパに渡り、再度日本に輸出されてくると言います。本当かどうか検証できませんが、この情報は中国トリュフの採集地である雲南省の業者から聞きました。
中国の年間トリュフの採取量はなんと200㌧ほどで、ヨッローパの20数㌧より遥かに多いそうです。トリュフは人工栽培がいまだに成功していなく、人を使って探し集めないといけません。中国でのトリュフ採集はヨッローパと違って、豚や犬を使わず、人の経験や先祖代々採集している場所から採取しています。自然界で成長するため、自然環境に影響されやすく、近年異常天候の影響で、獲れる量は激減しているようです。
中国では専業としてトリュフ採取をやっている人はおらず、農家が年間3か月ほどトリュフ採取をして、他の時間は他の農作業をして、生活を成り立たたせています。年間3か月ほど労働で約60万円ぐらいのトリュフ副収入が得られ、結構ホクホクのように見受けられました。
しかし、ますます深刻になっていく異常天候に、農家達が心配している様子もうかがえました。この幻の食材は皆さんの食卓から消えてゆく可能性がないともいえませんね。