新型コロナウイルスが猛威を振るい、世界各地で第4波の襲来が懸念されている。台湾では低迷し続ける経済を復興させようと、各地で感染対策をしながらも様々なイベントが開催されているようだ。
特に4月頭は、「清明節」による連休がある。(清明節とは日本のお盆やお彼岸のように、祖先を敬い墓参りをする日である。)
コロナ前の連休には人々はこぞって海外へ出かけるのが通例となっていたのだが、いまだ収束の兆しが見られないコロナの為、今年も連休の海外旅行はお預けとなった、特に桜の季節に日本へ行けないというのはかなりのダメージ。今年は台湾の連休と日本の満開シーズンが重なる為、悔しさも倍増される事であろう。
海外旅行ができなくなった現在、台湾各地の観光地が地元台湾人によって賑わいを見せている。台湾ではコロナが始まった去年から車の販売数が大幅に増えている、海外でお金を使わなくなった分、SUVなどの車を購入し台湾を巡る旅に出る人が多くなったからだとか。
今回は多くの台湾人が訪れるまだ日本人にはあまり知られていない台南の人気スポットをご紹介しよう。
無数の提灯で飾られたエントランス、多くの台湾人で賑わっていた
台湾鉄道「隆田」駅からタクシーで15分、または「新営」駅からバスで40分でたどり着く人気の観光スポット「麻豆代天府(マードウダイティエンフゥ)」
1万坪あると言われる広大な敷地の中には仏教の教えからなる様々な施設がある。
台南の歴史を知る事ができる様々な文物を見る事ができる
巨大な水色のドームの中には大きな観音様が
大迫力の水を吐き出す2匹のドラゴン
シンボルマークとも言える2匹のドラゴンは建物と連結しており、実際に中に入って体の中を歩く事ができる。
ドラゴンの口からは麻豆代天府を一望することができる
まるでここは神様のテーマパーク!
建物の中は様々な展示物を見る事ができ、中でも天国と地獄をセンサーで動く人形たちで表現した様子は一見の価値あり!
全て自動で動く人形たち、華やかな天国の様子を見る事ができる
人気のスポット「十八地獄」お化け屋敷さながら、子供には少し怖いかも
宗教のアミューズメントパークと呼べるほどの豊富な展示物の数々、台湾にはこのような観光と宗教をうまく掛け合わせた施設が多数存在する。連休には多くの人々が集まるであろう。コロナ収束後にぜひ訪れていただきたい。
麻豆代天府
台南市麻豆區關帝廟60號
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