コロナ禍で健康志向がますます高まり、食に対する意識も変化している。このほど、上海に初出店して、話題となっている「Green Common(緑客門)」を紹介する。
開放感あふれる「緑客門」(上海)
この「Green Common(緑客門)」は、今、注目されつつある“オムニポーク(OmniPork/新膳肉)”を販売するショップも隣接する複合型レストランで、“オムニポーク”を使ったメニューを中心に提供している。
「大衆点評」サイトでのおすすめランキング
(上海)
“オムニポーク”という言葉を初めて聞く人もいるかもしれない。“オムニポーク”とは、香港のソーシャルベンチャー企業「Green Monday(グリーンマンデー)」が開発した、植物由来の代替豚肉だ。香港では、かなり人気が出ているとメディアでも紹介されている。
お子様ランチのような可愛らしい旗にワクワク!(上海)
上海の「Green Common(緑客門)」は、2020年12月にオープンしているが、今回はオープンして約1ヶ月になるこの店舗で実際に“オムニポーク”メニューを体験してみる。
ハンバーガーも定番人気メニュー(上海)
店舗は、上海の中山公園エリアに位置するショッピングモール「長寧来福士広場(長寧ラッフルズ・シティ)」内にある。
四川料理の定番「辣子鶏」にもオムニミートで!(上海)
あたたかみのあるパステルカラーで彩られた店内は、乙女心をくすぐる可愛らしい空間で、リラックスタイムが過ごせそうだ。SNS映えもばっちりで、人気スポットになりそうな予感!
気になるメニューだが、ピザ、パスタ、ハンバーガー、カレーライスから、四川料理の代表的な料理「辣子鶏(ラーズージィ)」まで、バラエティ豊富。
見た目は“スパムむすび”?の“オムニ”むすび!
(上海)
今回は、中国最大の口コミサイト「大衆点評」やスタッフのおすすめメニューを参考に注文してみた。
注文してから、料理がくるまで少し時間がかかったが、出てきた料理は、その一皿一皿の盛り付けがセンス良く、華やかで見栄えも抜群!見た目だけでも食欲をそそられる。
ショップもあり、その場で購入可能(上海)
では、“オムニポーク”の味だが、それ自体は、あっさりとしていて、淡泊な味。いくつか注文した料理の中の“オムニポーク”は、決してパンチがきいた味ではなかったので、スパイシーな味や濃い味の好きな人は、やや物足りなさを感じるかもしれない。
ピンクとグリーンのパステルカラーがかわいい
(上海)
とはいえ、、新しい食感として、ハマる人にはハマる。実際、「辣子鶏」では、山椒や唐辛子などと炒めてあるので、スパイシーな香りが口の中で広がり、これはまたこれで美味しさがある。
「お肉のようでお肉でない」“オムニポーク”だが、料理によっては、食感がお肉のように思えるものもあり、“オムニポーク”を使っていると言われないと、ちょっと分からないものもあった。
“新緑食、新未来”のスローガンが目立つカウンター(上海)
上海でも、“ベジタリアン”、“ヴィーガン”といった言葉がだんだん浸透してきたが、この“オムニポーク”が新しい食文化として定着するか、期待される。
ちなみに、店内でも、“オムニポーク”を販売しているので、レストランで味見をして気に入ったらその場でも購入可能だ。
参考:
https://www.sohu.com/a/440945713_100097861
Green Common 緑客門:
上海市長寧路1139号 来福士広場東区1F-49号
最寄り駅:地下鉄2/3/4号線「中山公園」駅
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