中国のネット上では近ごろ、「トイレ」をテーマとしたアプリが若者を中心に人気を集めているという。トイレの場所を探すアプリ、排便を記録するアプリ、そして「ウンチ」をテーマにしたSNSまで存在するのだ。
近ごろ若者に人気だという「幸識」というSNSアプリ。爽やかそうな名前とは裏腹に、そのメインコンセプトは「一緒にウンチしよう」で、同じタイミングでオンライン中の他人に対して「ウンチ爆弾」を投げ込み命中すると、そのユーザーとともにチャットができる。このSNSで交わされる会話も、ほとんどが排泄に関する内容だという。ただ、アカウントを開設する条件は「1995年生まれ以下」となっている。このアプリはまさに、若者の「たまり場」なのだ。上の世代の人たちは排泄に関する話を他人にすることに恥じらいを覚えるようだが、10代や20代たちは「はばかり」もなくストレートに表現して楽しむのだという。
実に不可思議というか、奇抜なSNSアプリを紹介した次は、実用的なアプリの紹介だ。「便了么」(ウンチした?)というあまりにストレートすぎる名前を持つこのアプリは、毎日お尻から出てくるウンチの形状、色、匂い、量、時刻といった詳細な内容を記録して、健康管理に役立てることができる。流す前に自分が出したものを観察する習慣が身に付けば、ちょっとした異変にも気づきやすくなり、自分の体に対する関心も高まることだろう。
■緊急時に重宝するかもしれない、配車ならぬ配「便」アプリ
さらに、実用性のあるトイレ関連アプリをもう一つ。中国の大手配車アプリをもじったような「滴滴拉屎」(拉屎は中国語で「ウンチ」の意味)という名前のアプリで、現在地の近くにある利用可能なトイレを検索して表示するという配車ならぬ配「便」アプリである。メイン画面で「我要拉屎」(トイレに行きたい)ボタンを押すと、付近にあるトイレが地図上にアイコン表示され、和式、洋式といった情報のほか、ペーパーをはじめとする備品や設備の有無、料金、さらには口コミ評価まで紹介してくれる。「緊急事態」が発生した時には「入れててよかった」と痛切に感じるアプリかもしれない。
(出典:https://mp.weixin.qq.com/s/wq0lfds_44LhTm-VbpXjfQ)
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