11月を迎えると香港ではクリスマスの準備が始まる。
そして他のどこよりも早くクリスマスライトを点灯するのが尖沙咀東エリアである。
今回は今年で38回目となる尖沙咀東のクリスマスのイルミネーションの様子をお届けしたい。
こちらは海沿いのプロムナードから見た光景。
永安百貨店にはサンタクロースが、カオルーンシャングリラホテルの壁には光のツリーが出現。
また尖沙咀中心と帝国中心の壁には、昨年同様8万個を越えるLEDライトによる光りのアニメーションが登場。
軽快なダンスを繰り広げたり…
可愛らしいイラストが動きまわったり…
アニメーションの内容やテンポも抜群で、数分間立ち止まって眺めても飽きることなく見ていられる。
このLEDのアニメーションはビクトリアハーバーや対岸からも見ることができるほど大きく、多くの人を楽しませてくれる。
そして尖沙咀中心と帝国中心の間のMody Laneでは、ポップなイルミネーションが頭上に登場。
数十メートルという短い区間ではあるが、毎年ここに飾られる頭上のイルミネーションを楽しみにしている人も多い。まさに“映える”スポットである。
百周年紀念公園の周りをとり囲んでいるビル郡でも、イルミネーションが始まった。
メリークリスマスという言葉の代わりに見ることができるのは、「笑口常開」という言葉。
こんな時期を少しでも明るく乗り切るのに最適な言葉に思える。
このイルミネーション、1月1日まではクリスマス仕様。そして1月29日から2月27日までは旧正月パターンに切り替わったバージョンが現れる。
(文/写真 香港コーディネーター 矢島園子)
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