台湾客家族に伝わる伝統模様の「花布」。レトロブームの台湾で昨今若い女性を中心に大人気。日本でも台湾好きの女性の間でブームとなっている。
漢方や乾物の老舗が並ぶ「迪化街」には「永楽布業商場」という100軒以上の布を扱う店舗が集まる問屋市場がある。
所狭しと並べられた布や手芸材料の数々
商売用に買い付けに来た人や趣味の材料集めに訪れる人など様々だが、中でも花布を扱う店舗は日本人観光客に人気だ。
今回ご紹介するのは永楽布業商場の中でも日本のガイドブックなどのメディアからひっぱりだこの花布を扱うお店「右翔進口傢飾布」だ。
ブースナンバー2069、青いボードに書かれた「右翔」の2文字が目印
こじんまりとした店内には花布で作られた商品がびっしり。
客家出身のオーナーの奥さんが花布のカバンや小物を手作りし販売したところ大人気となり、現在は外部に発注しながらも奥さんデザインの花布グッズを販売しているのだそう。
台北市内の雑貨店で販売されている花布商品と比べると値段もかなりリーズナブル。女子ウケ土産を賢く揃えたい人にはもってこいだ。
オーナーから聞いた人気ベスト3をご紹介しよう。
1位 ポーチ
ひとつ100元(日本円で360円ほど)というリーズナブルな値段からバラまき土産用にまとめ買いする人が大勢いるのだとか、シンプルな形なので使い方は自由自在。
防水加工のあるものとないもので各10種類の色が揃う
種類が豊富なのも人気の理由だ。
2位 水筒ケース
底が丸いタイプと正方形のタイプの二種類でひとつ150元。これを持ってオフィスや学校へ行けばランチタイムが楽しくなること間違いなし!?
台湾人女性はマイポットに生薬を煎じた漢方ドリンクを持ち歩く人も多く、オシャレなポット入れとして活躍するのだそう。防水加工の布で作られていて折り畳み用傘のケースとしても使える。
3位 スマートフォン入れ
いまや日常生活や旅先になくてはならないスマートフォン。鮮やかな花布ケースに入れれば気分もアガりそうだ。便利な紐つきタイプは270元。カバンに入れて持ち歩ける紐なしタイプは200元。
荷物がたくさん入るトートは、使い勝手がいい
オーナーに聞いたところ、色別の人気ランキングは1位「水色」、2位「赤」、3位「緑」とのこと。
レトロかわいい花布ブームはまだまだ続きそうだ。
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