2018年11月3日、中央訊社網によると、台湾の台南市で、11月1日から5日までの5日間限定による「Pokémon Go Safari Zone in Tainan(台湾サファリゾーン)」イベントが開催された。
日本でも大きな話題となったスマートフォン用のアプリゲーム「ポケモンGO」だが、位置情報を活用して、ポケモンを捕まえたり、交換したりできる体験が魅力の一つで、世界的に大ヒットしている。
イベントは大盛況(出典:中央訊社網)
台南市で開催されたのは、ポケモンGOのイベント「台湾サファリゾーン」で、地域限定のジーランスやレアポケモンのアンノーンなどが大量発生するとの事前予告もあり、イベントは国内外のポケモントレーナーと呼ばれるユーザーからの注目を集め、初日に10万人、2日目には約15万人を動員した。
イベントのメイン会場となったのは、台南都会公園と奇美博物館だが、台南市内全域にポケモンが出現するとあり、大勢の人がおしかけ、市内の熱気は最高潮に達した。
イベント開催中は天候にも恵まれ、週末もはさんでいたため、秋にも関わらずこの高まる熱気と人込みのすごさを見て、イベント関係者は暑さで熱中症になる人が出るのではないかとヒヤヒヤするほど、イベントは最大の盛り上がりをみせた。
ポケモンイベントではお馴染みの陳おじさん(出典:中央訊社網)
もちろん、そこには、イベントに欠かせない、話題のキャラクターの姿もあった。「ポケモンおじさん」と呼ばれ、親しまれている陳三元さん(70歳)、さらにパワーアップして、15台のスマホを駆使して参加、会場を大いに盛り上げた。
当初、台南市政府では、イベント開催の5日間で、30万人の動員を見込んでいたが、実際には、2日目にしてすでに25万人に達したので、このペースでいくと5日間での人出は予想を上回る動員数だと驚きを隠しきれない。
ポケモンGOは大人気のスマホアプリゲーム(出典:中央訊社網)
台南市は、台湾の西南部に位置し、古い歴史と多様な文化があることで知られている。風情ある街並みやおいしい料理、豊富なフルーツがあることで、観光地としても人気が高い都市のひとつで、イベント参加者は、ゲーム体験とともにこの魅力あふれる台南市の文化やグルメなども楽しんだ。
ちなみに、ポケモンは中国語で「宝可夢(baokemeng)」と言う。
情報源:https://www.cna.com.tw/news/firstnews/201811030118.aspx
http://news.18183.com/yxxw/201810/1307064.html
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