2019年3月18日(月曜)~21日(木曜)に香港コンベンション&エキシビションセンターで開催された香港フィルマート2019に参加してきました。香港フィルマートは毎年この時期行われている映画・映像の交易マーケットです。
今回香港フィルマートには1000もの団体が出展し、一番数が多かったのは中国で286、次に香港の105、日本の93、韓国の76、台湾の73と続き、アジアの色が強いマーケットです。
香港フィルマートオフィシャルHP
https://event.hktdc.com/fair/hkfilmart-en/Hong-Kong-International-Film—TV-Market–FILMART-/
会場の入り口のモニターにはフィルマートの映像が流れる
今回はユニオン映画社さんという多くの時代劇や現代ドラマを扱っていらっしゃる制作会社さんがジャパンブースに出展されたので、そのお手伝いとして参加させていただきました。
ユニオン映画社さんのバラエティに富んだコンテンツ
私たちのブースは日本の企業さんが多く集まっているジャパンブースの一角にありました。日本の各種テレビ局、コンテンツホルダー、制作会社、フィルムコミッションなど様々な出展者さんが自社のコンテンツや商品をPRされています。
ジャパンブース
ブース内で自社コンテンツをPRするだけではなく、他の出展者方達とのコミニケーションを通して、色々なことを学べます。
数日間ご一緒していると、海外で同じ目的で頑張っている何か一体感のようなものがわいてくるんですよね。私が訪れたことがあるマーケットは、カンヌ、香港、東京ぐらいですが、いつもマーケットに出展されている企業さんは、みなさん互いによくお知り合いのようです。
ユニオン映画社さんのコンテンツは、以前香港で「俺たちの旅」が大ヒットしたそうで、ご紹介すると、皆さんご存知で、主題歌を口ずさんでくださる方までいたりしました。また「子連れ狼」もその主題歌が有名のようで、さらにワールドワイドにジャパンカルチャーとして、「サムライ」「ニンジャ」などのキーワードと合致し、認知度や親和性が高い感じでした。さらに是非作品を多くの方々にご覧いただけるよう、引き続き頑張っていかないと!
また各種セミナーなどもあり、今後の映像業界のコンテンツの趨勢などもわかって非常にためになります。
夜は、香港では今年リニューアルしたばかりのアベニュー・オブ・スターズを歩いたり、クライアントさんと会食したり、夜景を見たりと、昼間とはまた違った時間がながれています。
自分たちのコンテンツを世界に売っていきたい!そんな思いを抱いた方々が集まる映像マーケット。色々な方々と知り合い、熱い情熱に触れて、様々な刺激を受けた数日でした。(フライメディア・ヨシダ)
株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービスをご提供している会社です。
本日御紹介した「香港フィルマート2019」関連についてもっと知りたい方、写真の使用をご希望の方は、是非お問い合わせください。