2月14日時点での香港のコロナ状況を写真を交えてお伝えしたい。
ゼロコロナ施策を行っている香港であったが昨年末からの第5波の影響を酷く受けており、先週は1日の域内感染者が1000名以上を記録した。
旧正月明けの現在、公務員をはじめとする政府系サービスについて「緊急及び必須の公共サービスと新型コロナウイルス対策関連の業務のみ」となっている他、多くの企業では可能な限りで在宅勤務を開始している。学校は対面授業を停止中だ。
現在の公共場所で集まる事ができる人数は2名まで、各主要銀行一部支店の閉鎖あるいは営業時間の短縮、また先週末からは地下鉄の間引き運転、バスの最終便時間の繰り上げ等の対応も開始されている。
世界的にも厳しい規制が敷かれている香港だが、一般市民へのPCR検査やワクチン接種も更に進められている。
建物内でコロナ陽性者が出た場合、そして陽性者が訪れた場所は勿論であるが、居住エリアで汚水からウィルスが見つかった際はそのエリア一帯が強制検査の対象となる。感染者が増えている中、検査会場も検査スピードも追いついていないのが現状で、各地では臨時の検査会場が設けられてはいるが、検査対象となった人々は寒い空の中で検査の為に数時間待ちをしている状態である。
こちらの写真は汚水からウィルスが見つかり、駅回り一帯が大規模検査対象となった沙田の様子。新界に位置する一大ベットタウンである。駅に隣接する大型ショッピングモールの外に臨時検査会場となる青いシートが見えるという、異様な光景である。
屋外に見えるブルーのシートは検査会場
ずらりと並んだ検査ブース
一見すると人がいないように見えるが、会場の横にはずらりと検査待ちの大行列ができている
これだけ感染者が増え、また大規模な検査が行われている中で当然の事かもしれないが、街からはひと気が消え始めている。
先ほどの沙田駅モール内に位置するショップは、ほとんど客が入っていないようだ。
こちらは九龍市内の様子。いつもは大勢の人が食事を求めて集まる通りだが、週末というせいもあるが人通りがほとんどない。
普段は行列ができる日系レストランを外から覗いてみると、昼時にも関わらず空席が目立っていた。
少し前までは店内飲食が18時までしかできないため、ランチや昼時には多くの人がおしかけていたのであるが、皆テイクアウトやデリバリーに変更しつつあるのだろう。
そんな中でも大勢の人が押しかけている店がある。それはスーパーマーケットだ。
感染が更にひどくなればロックダウンという最終手段もあり得る、という噂が出回っているせいであろうか・・・・・。
大勢の人々が押しかけて食料や缶詰、冷凍食品、生活用品を買い求めており、陳列棚はどこもスカスカの状態である。
この数週間、香港と中国を行き来する野菜等を運送する大型車の運転手の感染が相次ぎ、特に野菜や生鮮食料品の高騰が相次ぐ事態となっている。値上がりに市民は悲鳴を上げている状態ではあるが、それでも日々の生活をするために欠かせないものである。
自宅に閉じこめられる前に少しでも必要なものを買い求め、備蓄をしようとする人々がでるのも仕方のない事かもしれない。
また24日よりワクチンパスポートが強化される事になった。ワクチン接種歴がない人は、24日以後はショッピングモール、スーパー、デパート、宗教施設、美容院などへも出入りが不可能となる。
モールやスーパーさえ出入りができないとなると、生活するには非常に困る事となる。そんな理由から駆け込みでワクチンを接種する人々がおしかけている為にワクチン会場も混雑し、予約を取っても接種までに時間がかかると伝えて聞いている。
香港内の防疫関係者によるとピークは2月末から3月末との事(諸説あるようだが)、まだまだ辛抱が続く香港である。
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