2018年4月25日、捜狐によると、香港には自分で立ち上げた会社のCEOを務める13歳の少女がいる。
多くの同じ年代の子どもたちが学校で教科書を読むなかで、香港のヒラリー・イップさんは13歳にして自ら立ち上げた会社のCEOを務めている。イップさんが立ち上げたのは、チャットを利用した子ども向けの相互学習アプリ「Minor Mynas」の会社だ。
(13歳の少女CEO、ヒラリー・イップさん 出典:fastfindjob.com)
アプリ開発の背景には、イップさん自らの人生経験がある。通常の子どもたちと一緒に学校に通っていたイップさんは、あるときにクラスメイトからいじめを受け、仲間外れにされた。それが原因で学校を退学すると、自宅で自分で勉強をするようになった。10歳で中国語の共通語をマスターした彼女は、その過程で言語や異文化交流の魅力を大いに感じ取り、世界の子どもたちの相互学習を支援したいという思いが「Minor Mynas」の開発に繋がった。
(イップさんが開発したアプリ「Minor Mynas」出典:fastfindjob.com)
自宅で勉強するようになったイップさんは、政治、科学技術、ベンチャーに関する書籍を読み漁るようになった。そして、若きCEOとなった今では、毎週香港の起業家たちと会って、ビジネスについて語り合うのが習慣になっている。本人曰く、起業家たちとの対話はとても楽しく、エネルギーをチャージできるのだとか。
見た目にはあどけなさを多分に残すイップさんだが、その頭の中は完全に起業家。思考を高めていくことで感じる楽しさが好きなのだという。開発したアプリを通じて世界の子どもたちが一つにつながり、次世代を担う子どもたちが人種や民族に対する偏見やステレオタイプを取り払うことを望むと語るイップさん。その視野は非常に開けている。
(情報源:http://www.sohu.com/a/229374276_100105740)
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