香港でマスク生活が始まったのは1~2月頃のこと。このマスク生活、早くも9ヶ月が経とうとしている。
ちなみに現在の香港生活においてマスクは必須だ。ハイキングやアウトドアスポーツそして食事中以外は公共の場に於けるマスク着用は必須である、と政府からの通達が出ているのである。
これだけマスク生活が長くなると様々なマスクだけではなく関連グッズも種類豊富になってきた。
こちらの写真はある薬局店の店頭。不織布マスク使用者が多い香港だが、そのデザインやカラーも選択肢が増えている。
そしてマスクに付随するアイテムも色々見つける事ができる。
綺麗な色やお洒落なデザインマスクが売られるようになってきた
こちらはフェイスシールド
マスクにあわせてフェイスシールドで顔全体を覆う人や、眼鏡で目を守る人も少なくない。
マスクのゴムで耳が痛くなる人のためのマスクバンド
日本では可愛らしいものがあるようだが、実用性重視の香港ではこんな簡単で安いものが一般的。
マスクは感染を防ぐ為とは分かっていても、暑さと湿気がずば抜けている香港、特に屋外でのマスク着用は息苦しさとの戦いの日々である。
そんな中でひそかに購入者が増えているのが、マスクスペーサー。マスクブラケット、インナーマスク等とも呼ばれているらしい、こちらのグッズだ。
マスクスペーサー
手触りはちょっと固いシリコンといったところ。このタイプが主流ではあるが、探せば幾つかのパターンを見つけることはできる。
形はこんなかんじ
厚みもある
このマスクスペーサーをマスクの中に装着すると、マスクが口や鼻、顔に直接触れないので息苦しさが減り、呼吸も楽になる。そして女性にとってはメイクもマスクにつかないという利点がある。
このように置いて装着をする
若干マスクの脇からスペーサーが落ちやすいという難点もあるが息苦しさから多少でも開放されるというだけで気分も明るくなる。
値段は店によりまちまち。1つ5ドルから8ドル程度で売っている店もあれば、セットで5個20ドルという店もあるらしい。
それ程高いものではないので、1つ買って試してみるのもよいかもしれない。(文/写真 香港コーディネーター 矢島園子)
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