2017年10月11日、新浪網によると、河北省張家口市にこのほど「ドライバーにめまいを起こさせる、中国一難しい道路」が出現した。
広大な国土を持つ中国では、道路のスケールが日本の比べ物にならないほど大きい。幹線道路ともなれば、片側4車線や5車線は当たり前だ。そして、道路幅の広さや車線の多さはしばしば実に複雑な立体交差を生むことになる。今年7月には重慶市で5層構造からなる超複雑な立体交差道路が完成してネット上で注目を集めた。
クルマの流れが全く分からない道路。ドライバーたちも困惑 (出典:新浪網)
今回同市の展覧館付近で新たに出現した「中国一難しい道路」は、重慶のような立体交差ではなく、完全に平面だ。路面には、白い直線や曲線、破線が無造作に描かれていて、何がどうなっているのかが全く分からない。唯一パッと見て分かりそうなのは、横断歩道ぐらいだ。
親切に矢印で流れを説明するネットユーザーも…… (出典:新浪網)
あまりの複雑さに困惑する人が続出したほか、多くのネットユーザーが「まるで迷宮のようだ」と評している。なかには、自動車や歩行者の流れを矢印で色分けして示すユーザーもいた。ただ、それが果たして正解なのかは残念ながらはっきりしていない。
現場の写真をよく見ると、実線部分のレーンにバスが入り込み、四角で囲まれた場所にはバス待ちの人が見える。もしかしたら駅のロータリーのような構造になっているのかもしれない。しかしなにぶん、全てを白線で表現しているため頭の中が混乱する。写真に映った無秩序な車列を見ても、その混乱ぶりが十分伺える。
(情報源:http://slide.news.sina.com.cn/s/slide_1_2841_208865.html#p=1)
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