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2021.08.24
現地のトレンド情報はどこから見つける?台湾のSNS事情

流行りの動画、最新の話題、グルメ情報…など、台湾現地のトレンド情報の収集、ネタリサーチをよく制作会社から依頼されることがありますが、このような情報はどこから見つけているのでしょうか?

 

2020年の調査によると、台湾人は毎日約8時間ネットを利用しています。

台湾では、日本と同じSNSを利用し、情報を発信することが多いのですが、チャットアプリのLINE以外、台湾で主に使われているSNSは「YouTube・Facebook・Instagram」の3つとなります。Twitterは日本のように盛んに使われているわけではありません。

 

 

そのうち、Facebookは、若者より中高齢者のほうがよく使っているという傾向があるものの、台湾人の約9割がFacebookのアカウントが持っているため、台湾では重要な情報拡散プラットフォームになっています。

近年、政府機関もFacebookを利用して、政策宣伝のライブ配信を行い、コロナ情報の発信、フェイクニュースへ反論投稿を行っています。

 

(出典:衛福部Facebook)

 

衛福部(厚生労働省に相当する)のFacebookでは、毎日14時にコロナ記者会見の様子を配信し、最新のコロナ対策と状況も随時更新しています。

 

企業やレストランの宣伝など、ビジネス使用のほか、一般のネットユーザーもよくFacebookの様々なグループで動画の投稿や話題のシェアをしていて、報道機関がFacebookの情報を引用して報道することもあります。

 

その他、ほぼ台湾人しか使っていないSNSもあります。

「PTT」と「Dcard」は台湾独自なソーシャルメディアプラットフォームで、利用者数はFacebookなどと比べて少なく、利用者の幅も広くありませんが、台湾ではもっと人気があるインターネット掲示板です。

 

(出典:PTT)

 

「PTT」は台湾最大規模のインターネット掲示板で、台湾大学のBBSサークルが非商用かつ学術目的で管理・運営しています。

登録者数は約150万人に達し、2万個以上の看板数(日本の2chでの板に相当)があり、毎日2万超のスレッド作成と50万超のコメントが投稿されています。

ここから生まれた流行語も多く、報道機関もPTTの情報を引用して報道したりするなど、社会に対する高い影響力を持っています。

PTTは2018年に一度新規アカウントの申請が停止されましたが、先月やっと再開しました。

 

(出典:Dcard)

 

「Dcard」は、台湾の大学生の9割が利用しているとも言われている、大学生向けの匿名掲示板です。投稿時に、大学名/オリジナルID/完全匿名のいずれかを選択することができて、大学生活に関連する恋愛やグルメ、学生生活などさまざまに分かれた多数のカテゴリーの中で、悩み相談や意見交換が毎日行われています。

元々台湾の大学と一部海外の大学の学生しか登録できませんでしたが、2021年から一般の方も申請できるようになりました。

 

台湾の最新情報を知りたい方は、これらのSNSを使ってみて、気になる情報を探してみませんか?(フライメディア・郭)

 

株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービス、ライブ配信サービスをご提供している会社です。
本日御紹介した「現地のトレンド情報はどこから見つける?台湾のSNS事情」関連についてもっと知りたい方、写真の使用をご希望の方は、是非お問い合わせください。

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