コンテナ・フィットネスジムで汗をかく市民たち!
2018年3月31日、中新網の記者がその様子を伝えた。
ジムの定番はやはりウオーキングマシン?(出典:中新網)
この新しいタイプのセルフ・フィットネスジムは、パンダの生息や楽山の大仏で有名な四川省の省都・成都市でお目見えしたもの。24時間利用オーケーで、健康を求める市民に広く開放されている。
コンテナをフィットネスジムに改造して、中には基本的なフィットネス・マシンが置かれている。エアコンはもちろん、空気清浄器にバイオウオーターまでそろっている。
外のデッキには、テントが張られ、医療チームが来場者のメディカル・チェックをしている。この医療チームは、定期的にやってきて、市民の健康維持をサポートしているという。
前面はガラス張りでオープンな作り(出典:中新網)
そもそもコンテナというものは、作られて以来、画期的な輸送手段として世界各地を結ぶ役割を果たしてきた。
それが最近では、輸送手段ではなく、コンテナハウス、カッコいい! と世界的に人気になっている。
中国では経済的なコンテナハウスのおかけで、「房奴」(マイホームの購入ローンを返すために奴隷のように必死に働く人)にならなくて済む! との声もネットで上がっているほど。
農村では、6万人民元(約100万円)でコンテナを利用した家が建つとか。。。
健康重視のバイオウオーター(出典:中新網)
北海道ニセコの企業アピールスペースや、東京・青山のショッピングモールなど、日本でも新しい使い方が人々の注目を集め、さらにデイサービス福祉施設として活用している地域もある。
ホテル、カフェ、オフィス、別荘など利用方法は多様であり、中国でも、中古のコンテナを購入して自分で改造する人や、用途に応じて専門に設計や製造のサービスを提供する会社が現れている。
ネットにはコンテナ関連の広告が溢れ、ファッションとしても流行している今、この成都市のグッドアイディア「コンテナを利用したフィットネスジム」の今後を見守りたい。
(情報元:http://www.chinanews.com/tp/hd2011/2018/03-31/809034.shtml
http://www.chinanews.com/ty/shipin/cns-d/2018/03-29/news762400.shtml)
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