緊急事態宣言が再発した現在、マスクは日常生活に欠かせないものになりました。
台湾でも去年の12月から予防対策が強化され、マスク着用が義務づけられる場所が増え、人々のマスク姿が再び見られるようになっています。台湾では、ほぼ布マスクではなく、全員がサージカルマスクをつけていますが、よく見ると、たくさんの色があります。
白が多い日本と違い台湾のマスクは、もともと水色または薄緑色が主流で、このカラフルマスクブームを牽引したのは大手マスクメーカー「CSD中衛」です。
「CSD中衛」は、2015年にカラーマスクのプロジェクトチームを結成して、医療機関のほか、一般消費者の需要にも目を向け、「Health in Style」の健康ファッションをコンセプトにして、本来の色が単調な医療マスクの包装を変え、カラフルなデザインに合わせて、2017年、カラーのサージカルマスクを発売しました。
担当者の張徳成さんは、中衛のマスク製品をスタイルに合わせたファッション生活のアイテムに転換し、医療マスクにおしゃれなイメージを乗せて、人々の日常生活に入り、医療衛生用品の伝統的なステレオタイプを破りました。
「CSD中衛」のカラーマスクが成功した後、現在「CSD中衛」以外にもたくさんのメーカーがカラーマスクを生産しています。もちろんマスクは衛生用品であって、ファッションアイテムではないですが、コロナで毎日マスクつけなければならない今、好きな色のマスクをつけて、ささやかな楽しみで乗り越えて行きましょう。(フライメディア・郭)
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