2万人台に留まっていたオミクロン感染者も徐々に人数が増えてきている台湾。ネットニュースでは「ピークはいつか?」という言葉が飛び交っている。やはり日本での急激な感染爆発を見ているので次は台湾かと心配している人が多いようだ。
私事で大変恐縮ではあるが、とある事情で一時帰国することとなり、今回は台湾在住者にも役立つ「台湾→日本帰国レポ」をお届けしよう。
筆者が帰国した際に必要だったものは「パスポート」「PCR検査の陰性証明(※今後は不要になるのでチェックが必要)」「飛行機チケット」この3点だ。日本での隔離が必要だった時と比べるとかなり楽になってきたようだ。
あとはスマートフォンに「My SOS」というアプリをダウンロードし、前もって必要事項を登録しておくとスムーズな入国ができる。
「今後日台間の飛行機のチケットが高くなりそうで不安だ。」という声をよく聞くが、実際に購入してみると、早朝の便であれば日本円で3万程で購入可能であった。(とはいってもコロナ前のLCCの価格と比べると高くなったものだ。)
ただし、台湾旅行が解禁になった際のチケットは争奪戦になるとも言われており、価格の予想もなかなか難しい。
筆者は夜に桃園空港に滞在し、翌朝の便で飛ぶ「格安コース」を選んでみた。
ガラガラの空港MRT改札
コロナ前は最終便でも空港へのMRTには多くの人がいたが、現在はほぼ独占状態。
人がまるでいないチェックインフロア
「空港で感染したらどうしよう…」という心配が一気に払拭された瞬間であった。
出国者と入国者はパーテーションで区切られている
空港にいる人たちは全て陰性証明済みとはいえども、所々に咳をしている人やスタッフがおり、台湾でのオミクロン の広がりを感じられた。ただ、この大変な約3年間、空港を守り抜いたスタッフの人々には頭が上がらない。
誰1人いないフードコート
以前は夜中の空港では世界各国の人々がブランケットをかけてここで一夜を明かしていた。今回はどこのフロアでもほぼ独占状態。
コロナ渦に耐え切れず、閉店する店も
やはり空港にある店の経営は非常に大変だったようだ。今はほんの少しずつではあるが、以前に近づいているそうだ。
一刻も早いコロナの終息と、アジア各国の空港が賑わうことを願ってやまない。
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