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2018.03.08
10万人がヘルメットで鑑賞 台南「鹽水」の元宵節「蜂爆竹」祭

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2018年3月6日の鳳凰網によると、3月2日、10万人のヘルメット完全装着の観客がその名も「蜂」爆竹!と呼ばれる台湾台南鹽水区の元宵節伝統行事(中国名「鹽水蜂炮」)を楽しんだ。

 

「鹽水蜂炮」は、台湾の有名な民間伝統行事。元宵節は、春節(旧正月)から数えて15日目で、最初の満月の日にあたる。一般に灯篭を飾り、「元宵団子」と呼ばれるあん入り団子を食べる習慣がある。

 

「蜂炮」と呼ばれるのは、いわゆるロケット花火をいっぱい並べて積んだ幾つもの砲台に点火するとそれらが一斉に火を吹いて、まるで蜂の巣をひっくり返したような勢いで、蜂の群れが飛び立つ様子に似ているから。まさしく「蜂の群れ」のごとくその火もじゃっかん? 危ないので、観衆は、防火服のようないでたちになる。

             

 

写真のように防火ヘルメット、首にも巻きつけをして、手袋、厚手の上着やジャケット、ズボンという完全武装で、この何万匹もの蜂の群れにおそわれる刺激と快感を味わうとともに、今年の幸運を祈る。

 

砲台は、100以上も作られ、一斉に火を吹くと、地がとどろき足が震え、あたり一面真っ赤。鹽水の街は、まるで不夜城のようになる。世界で5番目に危険なお祭り、とも呼ばれているこの「鹽水蜂炮」は毎年元宵節の前後数日間行われれる。

         

 

鹽水は海に面した漁民の多い街。中国大陸の福建省の沿海地域から来た人も多い。伝染病が流行したことがあり、人々は関帝廟に平安を祈った。関帝廟の中から「周倉」(関羽につきしたがった伝説の武将で、関帝廟の中で関羽の息子とともに関羽の横に祀られている)にお出ましを願うため、関帝廟のところから爆竹を鳴らしながら出発して一晩中街を練り歩き、それがいつしか伝統行事になった。

 

今では行政も後押しする歴史的伝統的一大観光イベントとなり、古い街並みが復元され、2006年には鹽水区の三福街が「古炮街」に指定された。

       

 

各家でそれぞれの砲台を作り、色紙で人形や動物の形を作って貼り付けて飾る。一家総出で参加する。お神輿も出るし、街は大騒ぎ。華やかで壮大なお祭りだ。

 

近年は、筒にプラスチックの使用は禁止され、昔通り紙や竹が使われる。お祭りの後には、一斉にゴミ片付け活動も行われている。

 

(情報元:http://news.ifeng.com/a/20180306/56497178_0.shtml#p=1

http://baike.sogou.com/v8215927.htm?fromTitle=盐水蜂炮

 

 

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