上海で観光におすすめの水郷古鎮と聞けば、「朱家角」という答えが返ってくることが多い。「朱家角」は、上海市の郊外・青浦区に位置する上海四大水郷の一つ。地下鉄17号線の開通後、市街からの交通アクセスも良くなり、観光客も増え、気軽に訪れることができる人気の観光スポットとなっている。
上海・青浦区にあるひっそりとたたずむ水郷古鎮
SNS映えするノスタルジックな風景におしゃれなバー、カフェが立ち並び、新たな文化が融合している点も「朱家角」の魅力で、最近では、地元の若者たちも集うにぎやかな水郷古鎮でもある。ちなみに「古鎮」は古い街並みのこと。
夕方になり、灯がともる練塘古鎮(上海)
「朱家角」は地下鉄17号線の「朱家角」駅から徒歩15分ほどのところにあるエリアだが、実は、同駅の反対側のエリアにも知る人ぞ知る、隠れた水郷エリアがある。同じように古き街並みを残す水郷・「練塘古鎮(リエンタン・グゥージェン)」だ。
週末も人通りが少ないが、趣のあるたたずまい(上海)
「練塘古鎮」は、1,000年以上の歴史を誇り、古い石橋や文化財に指定されている家屋も多い。
古い家屋が立ち並ぶ景観も魅力的な水郷(上海)
同じ駅で降りても、「朱家角」のにぎやかさとは違い、「練塘古鎮」は、人通りも少なく、営業している店もまばらで、ひっそりと静まりかえり、時が止まっているかのような景観が広がる。
SNS映えする景観!観光客が少なく穴場の水郷スポット
やや商業化が目立つ「古鎮」と比べて、「練塘古鎮」はほぼ手付かずの水郷。ここでは、お気に入りの場所を見つけて、時間を忘れゆっくりお茶を飲んだり、運河を眺めながら散策したりして過ごすのがおすすめ。
歴史ある石橋も散策のポイントに!(上海)
運河沿いに歩いても「古鎮」の敷地はこぢんまりとしていて、全て見てまわってもさほど時間はかからないが、人混みの観光スポットではなく、地元の人の生活を垣間見るもっとディープな水郷をまわりたい!という人にはぴったりのスポットだ。
運河沿いにはオープンテラスがあり、お茶も楽しめる⁉︎(上海)
もちろん、「練塘古鎮」でも600年以上の歴史ある石橋を渡り、小舟で水路を遊覧できるので観光気分も十分味わえる。観光客が少ないことで、写真は撮影しやすいというメリットも⁉︎
まったりと運河を眺める休日もおすすめ!(上海)
上海市街から日帰りできる距離なのに、喧騒から離れた「水郷古鎮」はかなり貴重!
半日観光も十分楽しめる。今、いち押しの「練塘古鎮」、次回の上海観光には、ぜひとも予定に入れたい。
練塘古鎮:上海市青浦区練塘鎮顔安中学旁
最寄り駅は地下鉄17号線「朱家角」駅
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