上海に、現代アーティストたちのアトリエやギャラリーが集る、通称「M50」と呼ばれる現代アートの集積地がある。
各階にギャラリーやアトリエが入っている
上海は今でこそさまざまなアートスポットが多く生まれているが、このM50はなかでもいち早く登場したスポットだ。
工場跡地をリノベーション!
蘇州河のほとりにある1930年代に建てられた紡績工場跡地をリノベーション利用して、2002年にできたスポットで、M50と呼ばれる部分の面積は約41000平方メートル、ビル内や路地裏にギャラリーやアトリエがぎっしり立ち並んでいる。
都会の喧噪からはなれた静かなM50
世界的に有名なアーティストがこのM50にアトリエをかまえ、創作活動をしたことで一躍有名になった。
通りにも芸術的な風景
中国のアートでいうと、ほとんどの人が思い浮かべるのが「山水画」や「花鳥画」だと思うが、このM50に集っているのは絵画、写真、彫刻、オブジェなどの現代アートで、前衛的な作品や抽象的な作品も多く、多彩なジャンルが楽しめる。
通りを散策するだけでもおもしろい
時おり、若手アーティストの作品展なども催され、業界関係者も注目しているという。
路地裏も歩いてみると新しい発見が!
ほとんどのギャラリーは無料で対外開放しているので、自由に見学できるが、中には有料のところもあるので、入口にある受付で確認するといい。
どの通りも芸術的に見える?
無人ギャラリーも多く、ゆるく営業しているようで、ほほえましい。
当時の建物の面影を残す
多くの芸術作品に囲まれ、静かな環境に身をおくと、上海市内とはまた違う時間の流れを感じる。
おしゃれなアートカフェ
最近は、こうしたアートに興味をもつ若者も増えたようで、閑散としている平日の敷地内にも、数名の若者の姿が見える。
ほとんどのギャラリーが撮影OK!
近年、知名度があがったことで、その環境は当時よりも観光地化しつつあるが、それでも喧噪とはかけはなれた静かな空間が広がる。
ユニークな?カフェもそろう
どちらかというと、M50は、アーティストたちが集うスポットなので、交通アクセスは不便で、よほど芸術に興味のある観光客でないとここまで足を運ばないだろう。
SNS映えする?アートな風景
敷地内には、おしゃれなカフェもあり、週末には、上海在住の欧米人がブラブラと散策したり、風景を写真におさめたりする姿も見られるが、全体的には静かに時間がながれる、“ゆるーい”スポット。
平日は閑散としている
上海の人ごみに少し疲れたときに、ほっと一息、落ち着ける“スロ”ースポットである。
同じような建物も多く迷いそう?!
M50:莫干山路50号
(営業時間はM50内の各ショップ、ギャラリーなど施設により異なる)
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