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2018.10.30
廃墟マニアも興奮!上海で絶対行きたいリノベーションスポット「船厰1862」

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2018年4月9日、捜狐網によると、超高層ビル群や金融ストリートがあることで有名な、上海市浦東エリアの「陸家嘴(ルゥジィアツゥイ)」周辺に、このほどおしゃれなリノベーションスポットが誕生した。

 

歴史の古い造船所(出典:捜狐網)

 

このスポットが、「船厰1862」(MIFA1862)で、古い造船所だったところを日本人建築家の隈研吾氏が約6年の歳月をかけて設計&リノベーションを手がけた複合アートセンターだ。

 

存在感のある鉄骨が目を引く施設内

 

もとは、150年以上の歴史ある造船所で、中国の造船業の発展史を物語るというその建物の錆びた鉄骨やコンクリートを活かした構造で、かつての造船所の息吹を感じる設計が話題をよんでいる。

 

吹き抜けのフロアに歴史を感じさせる構造

 

施設内に入ると、残された古い時代と現代アートとのダイナミックな融合の美しさに思わずため息がこぼれる。

 

ギャラリーのほか、カフェやレストランもある

 

廃墟マニアの心もくすぐりそうな色づかいや景観との調和は、まさにアートセンターという名にふさわしい、“全体”アート施設で、現地では「尺度と質感の美」と評されている。

 

施設内から眺める黄浦江の景色

 

さらに、空中に浮かぶレンガ、消えかかっている生産スローガンなど、工夫がところどころ散りばめられていて、建築ファンでなくても、ユニークな設計を楽しめる。

 

空中に浮かぶレンガと黄浦江の夕暮れ(出典:捜狐網)

 

この「船厰1862」は、高さ20メートル、長さ150メートルと存在感たっぷりの巨大な空間で、アート施設と800〜1,000席あるシアターに分かれているが、アート施設は、展示区のほとんどが無料で鑑賞できるので、上海に来たらぜひ訪れたいスポットだ。

 

シアターもインパクト大!(出典:捜狐網)

 

現在はまだ、穴場スポットなのか、週末でも人が少なく、施設内は静かで、美術館のように落ち着いてアートを楽しめる空間となっている。

 

黄浦江の景色を楽しむこともできる

 

また、一歩外へ出ると、そこは黄浦江沿いで、公園、遊歩道やジョギングコースがあり、爽やかな季節には、ゆっくり散歩しながら対岸の景色を眺めるのもおすすめだ。

 

隣接する商業街の完成が楽しみ!

 

さて、この「船厰1862」があるエリアは現在、商業街を建設中なので、ここが全てオープンすると、また違った“表情”を見ることにもなる。

 

 

船厰1862(MIFA1862):上海市浦東新区濱江大道1777号

             *地下鉄4号線「浦東大道」駅下車で徒歩約16分     

 

 

情報源:https://baike.baidu.com/item/船厂1862/22856372?fr=aladdin

    http://www.polytheatre.com/business-theatre-view.php?id=182

    http://www.sohu.com/a/227711632_99949842

    https://www.sohu.com/a/202947645_99927828

 

 

 

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