上海で、マクドナルドやケンタッキーフライドチキン（KFC）といったファストフード店は、ただ単に素早く注文でき、手軽にすぐ食べられるというだけではなく、エンターテイメント要素も盛りだくさんで、SNSでもよく投稿されるテーマの一つである。

 

西岸エリアにオープンしたマクドナルドの中国本社ビル（上海）

 

これらファストフード店は、ご当地メニューであれ、期間限定イベントであれ、いつも「ワクワク」感全開なのだが、2021年10月、マクドナルドの中国本社ビルが上海で今最も注目を集める“西岸（上海市の南西）”エリアにオープンし、「マクドナルド・上海」が一躍トレンドキーワードとなった。

 

裸眼による3Dスクリーンに思わず足をとめる（上海）

 

本社ビルは８階建てで、マクドナルドの定番バーガー・「ビッグマック（巨無霸）」の層数にちなんでのことだとか。まだ開発中でひっそりとした“西岸”エリアに建つ本社ビルは、周囲に圧倒的存在感を放っている。

 

今回、本社ビルのほかに、マクドナルドの旗艦店もオープン。連日多くの“見物客”が訪れ、平日の日中、普段は人通りも少なく静かなエリアも活気にあふれるなど、ちょっとした「マクドナルド旗艦店通り」となっている。

 

絵本や児童書が豊富！書店と初コラボのマックカフェ（上海）

 

そこで、話題としては少し落ち着いた10月下旬、マクドナルド旗艦店を体験。通常店舗と比べてよりスタイリッシュなのに、とても温かみのある落ち着いた店舗だという印象を受けた。

 

大人も童心にかえる！？ワクワクするマックカフェ店内（上海）

 

旗艦店は2階建てで、1階がマックカフェ（Mc Cafe）で、「中信書店」とのコラボ店だ。2階はマクドナルドの店舗で市内最大面積（約700平方メートル）を誇る広さだという。

 

清潔感あふれ、居心地のよいマックカフェ（上海）

 

1階のマックカフェは、初の書店、シアターとのコラボということで、店内もこだわりが見えるデザイン。絵本や児童書などを中心とした書籍が多く、子どもが楽しみながら本に触れることのできる空間を演出している。多くの家族連れが訪れるのもうなずける。これからイベントなどが期待できるスペースもあり、店内にいるだけで、大人も童心にかえり、「ワクワク」した気持ちになる。

 

ファンには嬉しい”マクドナルドグッズ”も販売中！（上海）

 

また、1階レジカウンターでは、中国本土での創業30周年を記念する限定グッズをはじめ、様々な関連グッズが販売されているので、マクドナルドファンは必見！

 

2階はゆったりと落ち着いたスペース（上海）

 

そして、2階はゆったりと落ち着いた大人用レイアウトといった感じ。一人で来ても、グループで来てもイートインしやすい座席になっていた。天気の良い日には、テラス席で黄浦江を見下ろしながら食べるのも良い。素早く食べられるというファストフードの印象からかけ離れ、ゆったりと落ち着いて時間を過ごすのにも気持ちの良い店舗だ。

 

ちなみにマクドナルドは、中国語で、「麦当労（マイダンラオ）」と言う。今後、上海を訪れる機会があれば、ぜひこの上海・マクドナルド旗艦店で、日本のマクドナルドとは少し違った体験を楽しんでみたい。

 

 

麦当労（浜江総部旗艦店）：上海市徐匯区龍騰大道2121号

　　　　　　　　　　　　　最寄駅：地下鉄11号線「龍耀路」駅

 

参考：https://www.mcdonalds.com.cn/news/20211008-mchq/

 

嵐ちゃんネルでも、訪れています！ぜひ、ご覧ください！

 

 

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