上海の中心部にあり、地下鉄「曲阜路」駅に直結しているショッピングモール「静安大悦城(JOY CITY)」に、今話題の「無人」で、スマート体験に特化したニューリテールショップがオープンした。
ピンクとホワイトカラーが目を引く店舗
この店舗は、「中国初の女性向け生活体験館」という位置づけで、アパレルブランド「Kerr&Kroes」がアリババとコラボしてオープン。
ショールームのような「こだわり」のディスプレイ
2018年4月に「Kerr&Kroes 天猫智慧門店」として静安大悦城(JOY CITY)4階にオープンすると、ピンクをメインとしたキュートなインテリアやテクノロジーを駆使した「今どき」の体験型サービスが話題となった。
人気のナチュラルなインテリアも
もともと、静安大悦城(JOY CITY)は、18歳〜35歳の女性をターゲットとしたショッピングモールで、日本のラーメンの名店が集まるフードテーマパーク「ラーメンアリーナ」や最近では「旅かえる」イベントを開催するなど、消費力のある年齢層に人気のブランドやイベントを企画して、人気が高い。
特に、学生が夏休み期間(7月〜8月)の今は、週末にかぎらず、平日でもフロアには若者の姿が多くみられる。
スペースもたっぷりで、落ち着いて商品をみることができる
店舗は、ファッション系の商品が50%を占め、残りは、ライフスタイルを提案するかのようなインテリアや生活雑貨などの商品が並ぶ。売場面積は1600平方メートルで、バスケットコート4つ分の広さだ。
全体的なディスプレイも乙女心をくすぐるピンクとホワイトでまとめられ、思わず足をとめてしまうキュートさと清潔感あふれる空間づくりで、女性のハートをよくつかんでいる。
バーチャルフィッテイングシステムを活用
特に目をひくのが、店内のどこをみても設置されている等身大の大きな鏡?とその数の多さ。実は、これは鏡ではなく、バーチャルフィッテングができるスマートシステム搭載のスクリーンである。
バーチャルで時間も短縮できる!
試着しないと不安だけど、着替えが面倒、とは、誰でも必ずもったことがある気持ちだろう。試着の手間もそうだが、夏は汗をかいているし、冬は重ね着しているし、と試着を躊躇することも多い。
それにいざ試着へとフィッティングルームを見ると、行列ができている、なんてこともある。普段はあまり考えないが、実は、試着回数の多い女性にとり、そのストレスがたまりやすい。
買わなくても試したくなる「遊び心」が!?
そこで、このバーチャルフィッティングシステムを使えば、そうしたストレスも解消でき、着せ替え人形のような楽しさも加わり、快適に商品を選べるというのがポイントだ。
商品はここでもセレクトできる!
また、商品の購入から決済までスマホ一つで完了する。商品も基本はデリバリーなので、手ぶらでショッピングモールを歩ける。
これからの店舗はバーチャルが主流に?
その上、店内にSNS映えするフォトジェニなフォトスポットや個性的なカフェもあり、ショッピングをしながら、いろいろな楽しみがうまれる。
可愛さもマックスで!
商品を購入するというだけではなく顧客の体験をより重視する、こうしたリアル店舗のスタイルはますます増えていくことだろう。
静安大悦城(JOY CITY):上海市西藏北路166号
地下鉄8、12号線の「曲阜路」駅直結
参考情報:
http://baijiahao.baidu.com/s?id=1598130890923083322&wfr=spider&for=pc
http://k.sina.com.cn/article_6442149842_17ffb67d20010066qx.html
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