2018年4月12日、山地にあり高低差が激しいことで知られる重慶市で、ビルに突っ込んでいくスリル満点のリフトが注目を集めている。
中国の内陸部を代表する重慶市は、街の高低差が激しい。急坂や断崖絶壁だらけな場所に、住宅やビルがひしめいている。それゆえ、道路や鉄道は実に立体的に作られており「3D都市」などと呼ばれている。立体都市・重慶の名物の1つにビルの中に突っ込んでいくモノレールがあるが、今話題を集めているのは、同じくビルに突っ込んでいくリフトだ。
このリフトは、「洋人街」と呼ばれるテーマ無きテーマパークとビルを結ぶ長さ1000メートルのもので、約6年前に営業を開始した。「洋人街」はツッコミどころ満載、パクリ満載のカオスな遊園地なのだが、その名物の1つがこの観光リフトなのである。
リフトから見下ろす洋人街の全景や重慶の街の眺めはなかなか素敵なのだが、このリフトの目玉はやはりビルに突っ込むところだ。ビルの間に入っていくと、なんとリフトが通るすぐ下でくつろいでいる人たちがいる。乗った人曰く、真下の人にぶつかりそうになるスリルが、たまらないという。
最近できたわけでもないこのリフトが今話題になっている理由は、洋人街エリアの移転に伴って、間もなく撤去されるからだ。多くの市民や観光客たちが洋人街を訪れ、この超スリリングなリフトに乗って別れを惜しんでいる。撤去後は別の場所に移して設置するという話もあるとのこと。ぜひ、重慶のどこかでパワーアップして帰って来ることを楽しみにしたい。
(情報源:https://news.qq.com/a/20180412/012841.htm#p=1)
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