2018年6月12日、捜狐は、高低差の激しい街並みで有名な重慶市に存在する、ビルの20階以上から伸びる高さ約70メートルという恐怖の歩道橋を紹介した。
重慶市は「山城」と呼ばれるように山地に位置しており、市街地でも高低差が非常に激しい。崖の上に高層ビルがそびえ立つのは当たり前で、高低差の激しさゆえに他の都市では見られないような「重慶名物」の光景が数多く存在する。想像を絶する立体感から、近ごろネット上では「8D(8次元)魔幻都市」などと呼ばれているのだ。
(「8D魔幻都市」と呼ばれる重慶市の街並み 出典:捜狐)
例えば、マンションの中腹に突っ込んでいく重慶軌道2号線のモノレールは、今やすっかりおなじみである。ここ1、2年で出現したのは何層にも重なって一体どこがつながっているのかが分からないスーパー立体交差道路だ。また、地上からホームまで高低差123メートルを上り下りする地下鉄のエスカレーターも重慶ならではだ。ビルの真ん中を人工運河が通るという観光スポットまであるとのことで、もはや重慶市民は高さを楽しんでいるとしか思えない。
(重慶の新名物、超複雑な立体交差 出典:捜狐)
今回紹介されたのは、重慶軌道2号線の臨江門駅付近にあるオフィスビルの22階と、隣のビルの27階屋上にある魁星楼広場の間に架かった2本の歩道橋だ。長さは約23メートル、地上からの高さは実に68.5メートルで、それぞれ8本の鋼鉄製ワイヤーで支えているとのことだ。
(高さ68.5メートルの歩道橋。恐ろしい高さである 出典:捜狐)
実際にこの「超高層歩道橋」を利用している人の多くが「あまりにも地面から高すぎて、歩く時には足が震える」と恐怖を口にしている。内陸部の発展を支える大都市である重慶市、毎日の生活にスリルを求めている人にとっては楽しいが、高所恐怖症の人が生活するにはかなり大変そうだ。
(情報源 http://www.sohu.com/a/235381472_100193179)
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