2017年12月24日、中国・北京時間網によると、2016年の年末に山西省太原市のショッピングモールに登場した、通称トランプ鶏が、来年の干支(えと)にちなんで「犬」に変身し、「トランプ犬」になったと紹介した。
トランプ鶏は、ドナルド・トランプ米大統領をイメージしたことがすぐにわかるヘアースタイルをしていたことからこう呼ばれ、当時、ショッピングモールに登場すると、すぐにネットで話題となり、各メディアでも紹介され、一躍大人気となった。
今回、この鶏が役目をおえて、来年の干支(えと)である「犬」に変わって登場。白い大型の犬で、やはり金髪。トランプ米大統領のトレードマークである左の前髪をイメージしたヘアースタイルや太い眉毛から、トランプ鶏にひきつづき、「トランプ犬」と呼ばれている。
この通称「トランプ犬」だが、前髪だけではなく、後ろも特徴のあるヘアースタイルがきちんと製作され、こだわりのある「トランプ犬」に仕上がっている。赤いマフラーとかわいい尻尾もあり、早くも撮影のベストスポットとして人気だ。
人差し指を立てるお決まりのポーズも健在で、「トランプ犬」の前で記念撮影する人たちはお約束のように、同じポーズをとっている姿を多く見かける。
さて、中国は旧暦のお正月である春節(旧正月)を祝うため、2018年は、2月16日(金)が春節になる。
つまり、年が明けた1月中旬から、ようやく年末気分がはじまり、新年を迎える準備がピークを迎えるわけだ。新暦のお正月をすぎて、約1ヶ月後にくるこの春節は日本人にはなかなかピンとこないかもしれないが、中国では一年で一番重要で、盛大な行事。これからが年末準備の本番だ。
春節の「民族の大移動」などは毎年話題となっているが、各地での人出も通常より増え、財布のヒモがゆるむこの時期、ショッピングモールにとっても年に一度の稼ぎ時だ。どうにか話題をつくり、大幅な売上げアップを狙いたいと、集客にも力が入るところ。こうしてネットに話題なると、ショッピングモールにとっても嬉しい宣伝になる。
そのためか、このトランプ米大統領をイメージした干支シリーズ?がいつまで続くのか、その話題づくりも注目を集めている。
ちなみに、トランプ米大統領が1946年生まれの戌年であることもあわせて紹介されていた。
情報源:https://item.btime.com/40bkuq1j40i9dmqbsjtmsgp4mm5
http://www.fanjian.net/post/133987
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