FLY MEDIA BLOG

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2022.07.06
コロナを機に大流行した“益生菌”とは?

感染の高止まり期をついに脱出した台湾。今週は感染者数が3万人台の日が続き、ネットニュースもコロナ以外の記事が多くなりつつある。しかしながら日本のニュースではあまり見られない「MIS-C」という多系統炎症性症候群を発症する子供が増え、親世代の不安はまだまだ治らないようだ。感染した約1ヶ月後に高熱、発疹、下痢、嘔吐の症状が出てICUへ運ばれるケースが多発し、今週は大人が発症する「MIS-A」の患者の死亡例が初めて出てしまい、今回のコロナとの戦いが長期戦になるであろう事を予感させた。

 また、台湾初となる「サル痘」の発症例が出てしまい人々を震撼させた。ドイツ帰りの男性が熱や発疹、鼠蹊部のリンパの腫れなどの症状を起こし、受診後感染が発覚。幸いコロナの隔離期間とマスクの着用に守られ市中感染を起こすことはなく、家族や運転手、医療関係者に隔離及び健康観察の対策がとられた。

 

 既に3年近い月日が流れた今回のコロナ禍、ネット上で見ない日はないと言われるのが「益生菌(イーシェンジュン)」の3文字だ。結論から言うと「プロバイオティクス」を意味するこの3文字。やはり台湾でも感染予防に免疫力の

重要性が注目され、腸内環境を良くすると言われるプロバイオティクスの関連商品がネットのみならず、あらゆる店に並べられている。日本でいう腸活ブームのごとく、皆せっせと体に良い菌を取り入れているようだ。

 

サプリメントも売り上げを伸ばしている

 

現在台湾ではプロバイオティクスの他にも目に良いと言われている「ルテイン」も人気だ、パソコンやスマホで目が疲れる為、毎日摂取している人が多いようだ。また、コロナ禍のストレスで不眠症になる人が非常に多く、安眠作用のあるお茶やサプリメントも人気。

 

子供のお菓子にもプロバイオティクス

 

なんとドッグフードも腸活?!

 

日本でもはや騒動となっているヤクルト1000の売れ行きに関しては台湾でも報じられており、その影響も手伝ってか、どうも台湾でもヤクルトが棚から消える事態が起きているのだ。

 

ヤクルトが欠品状態に!

 

台湾では通常のヤクルトとヤクルト300がスーパーなどの店舗で購入できるのだが、ここ最近めっきり見なくなっている…。飲むお酢や寒天など、日本で流行った体に良いと言われる食品は少し時間差があるものの台湾でも流行る傾向にある。

今回は台湾でもヤクルトがなかなか買えない事態となりそうで、以前から購入していた身としては非常に不安だ。

 

しかしながら「三分鐘熱度」という飽きっぽい事を表す言葉があるようにすぐに飽きやすい人も多い台湾、また通常通り購入できる日を待つしかないだろう。

 

 

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