8月29日、楚天都市網によると、28日に新入生の入学初日を迎えた遼寧省の某大学のキャンパスで一斉に干された布団が青空に広がった。
瀋陽にある大学はこのほど新学期が始まった。まるで新学期を祝うかのような久々に晴れわたった青空、夏休みを終えてキャンパスに戻ってきた学生が、こぞって一ヶ月以上眠っていた布団を一斉に広げた。夏休み中、高温で雨が多かったため、一ヶ月も放置されていた布団はほとんどが湿気をもっている。気持ちよく寝るために、キャンパスに戻ってきて学生が真っ先にする行事がこの「布団干し」だ。
戻って来たばかりの学生の李さんが「一ヶ月ちかく使っていないから、干さないと
気持ち悪いよ」と言うと、後から帰ってきた王さんは「少し遅くなっただけでもう干すところがない。場所があくのを待たないと」と嘆いた。
この大学キャンパス名物の布団干しは遼寧省だけではなく、山東省など各地で見られる光景で、この時期独特の風景はすでに季節の風物詩となっている。
海外で布団を干している光景を見る機会は少ないが、何とも微笑ましい風物詩である。青空いっぱいに広がるカラフルな布団に学生の新学期への期待もふくらむ。
(情報源:http://www.ctdsb.net/html/2016/0829/phenomenon56873.html)
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