いよいよ旧正月までカウントダウン。街のいたるところで煌びやかな正月飾りを目にするようになってきた。

季節のイベントごとに華やかなデコレーションで人びとを楽しませてくれる利東街も『希望之蝶・如意燈籠』というテーマで旧正月のデコレーションが始まった。その利東街の様子を写真でお伝えしたい。

お馴染み利東街の入り口

正月ならではのイルミネーションと年桔（金柑）の鉢植えがお出迎えしてくれる。

例年多くの美しいランタンが人びとを魅了する利東街であるが、今年はランタンの数を減らし、代わりに”Butterflies of Hope“と名づけられたカラフルな蝶が舞っている。

昼は太陽が蝶を照らすことで足元に美しい蝶の影が浮かびあがり、夜はライトアップされた蝶が頭上に耀くと共に、足元にもところどころに小さな蝶が舞っている。夜の美しさは勿論のことだが、昼間、日の光によって出来上がる蝶の影も幻想的のようで、そんな写真をSNS上でよく目にする。

蝶とランタンでいっぱいの利東街は、まさに春爛漫といったところ

また中央では、巨大な蝶と春を告げる花が迎えてくれる。大きくカラフルな蝶は見応え十分。

利東街のセントラルエリアの様子

1月29日から始まったばかりのこの旧正月のライトアップは、3月31日まで楽しむことができる。

夜の足元に舞う蝶、上を見ても下を見ても楽しめるのがポイント

このイルミネーションは3月いっぱいまで楽しめる

2月に入り、旧正月まで約2週間、本来であればこれから益々賑わいを見せる時期がやって来る。このまま感染が落ち着き、安心して正月を迎えられることを祈るばかりだ。（文/写真　香港コーディネーター　矢島園子）

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