2018年10月11日、百度によると、福建省泉州で子虎をペットのように連れて歩いている女の子が話題になっているという。
そんな光景が見られるのは東湖公園動物園内。女の子と子虎を見かけたことがある地元の人は、「虎は凶暴で恐ろしいイメージがあったけど、とっても可愛いんです。私も散歩させたくなりました」と話している。
手足はしっかりしていそうだが、思わず撫でてみたくなる?(出典:百度)
子虎を連れて園内を歩いている女の子は、飼育員の娘で、現在小学4年生だという。
散歩は私の役目よ!張り切る女の子(出典:資訊中心)
子虎は東北虎で生後3か月。小さい頃から女の子と一緒で、虎妞(フーニュウ)という名前も女の子がつけた。
女の子は登校前と放課後、虎妞と一緒に遊び、ミルクを与えたり、体を洗ってやったり、かいがいしく世話をしている。彼女の父親は「娘が虎を手なずけたのは初めてのこと。虎と言ってもまだ子供なので小さいですし、攻撃性もありません。だから今のところは安心して遊ぶことができます。本当に虎妞を可愛がっていて、散歩の時に石や鋭いものが落ちていないか、よく見ながら連れて歩いているんですよ」と話してくれた。
子虎が可愛くて仕方がないようす(出典:百度)
しかし、まだ幼い子虎は母虎と一緒にいるのが一番自然ではないのか?疑問が生じる。
飼育員の父親は、「虎妞の母親は数頭子供を産みましたが、子虎たちは6日間しか生きられませんでした。母虎に押しつぶされて圧死でした。また3か月前には3頭子供を産みましたが、2頭はたった1日で死亡してしまいました。そこで虎妞を保護し、単独で飼育することにしたんです」と語ってくれた。
時折こんなポーズも見せる(出典:百度)
「虎妞は食欲旺盛で、少ない時でも新鮮な牛肉1キロ、鶏肉、鶏卵を食べます。カルシウムやビタミンの錠剤も与えています。人間の子供と一緒で、予防接種も受けさせます。皆で細心の注意を払いながら飼育に当たっていますよ、なのでまだ病気をしたことがありません。夜は檻の中に入れて休ませます」
ただ、虎妞は知らない人に対して、噛む心配があるという。とはいうものの今は甘噛みでケガの心配はないが、あと一ヶ月もすれば噛まれた人はケガを負ってしまうという。
女の子が虎妞一緒に遊べるのは、あと少しの間だけになりそうだ。
株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービスをご提供している会社です。
本日御紹介した「9歳の女の子が虎を連れて散歩」関連についてもっと知りたい方、写真の使用をご希望の方は、是非お問い合わせください。