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2017.10.24
えっ、赤ちゃんいるの?想定外の妊娠がわかった女性を襲った悲劇とは…

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2017年10月18日、成都商報によると、四川省成都市内の病院で、子宮頸がんと診断された臨月の女性の帝王切開出産と子宮摘出を同時に行う大手術が行われた。

 

四川省資陽市に住む女性、劉晶さんは先日地元の衛生院でエコー検査を受けた際に「妊娠している」と言われた。すでに2人の子どもをもうけており、3人目を作る気は全くなかった劉さん、確かにお腹は出っ張っているようだが、毎月生理が来ていたため、その診断結果に半信半疑だった。そこで9月5日に同市の婦女児童センター病院で検査を受けたところ妊娠34週であることが判明した。

 

劉さんは想定外の妊娠に驚きを覚えながらも出産に向けた準備を進める。再び同病院を訪れ診察を受けた際、出産予定日を聞くついでにこれまで生理のような出血が続いていたこと、重度の貧血や高血圧、流産の経験、甲状腺機能異常といった状況を医師に話した。その話を聞いた医師は劉さんの体で深刻な事態が発生している可能性を察知。嫌がる劉さんを説得して詳しく検査したところ、子宮頸がんが見つかった。ステージはIb2期で、子宮摘出手術によって助かる可能性が残っていた。

 

(帝王切開と子宮摘出の同時手術に挑む医師たち 出典:成都商報)

 

10月13日、同病院では初めてとなる臨月の妊婦の子宮頸がん摘出が行われた。複数の診療科を横断して10人あまりの医療スタッフが連係を取りながら大手術に臨み、まず帝王切開によって3450グラムの女の赤ちゃんを取り出した。赤ちゃんの出生時評価は満点で、健康そのものだった。

 

続いて待ち受けるのが、がんの摘出作業だ。広範囲の子宮切除術、両側の輸卵管切除術、骨盤リンパ節などの切除術が一気に行われ、約2時間あまりで手術は成功して終了した。病院をあげた懸命な大手術により、幸い母子ともに生命に別状はない状況とのことである。

 

(情報源:http://www.cdsb.com/Public/cdsb_offical/2017-10-18/220169670318148246664682288460426080042.html

 

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