清華大学、北京大学が見たい!! 2017年8月7日の中国青年網によると、この夏休み、全国から子供を連れて、北京の名門、最高学府を訪れる旅行客がすごい。
清華大学西門前の人なみ(出典:中国青年網)
受験して清華大学、北京大学に入るのも大変だが、その構内見学に入るのも一苦労だ。清華大学では、早朝4時から門の前に人が並び始め、早い時には、6時過ぎに午前の見学者人数枠が終わってしまう。一方、北京大学では人数制限はないものの、受付が必要で、開放時間が終わる頃にもまだ外に大勢の人が並んでいる。
北京大学東門の入口(出典:中国青年網)
清華大学の人数枠は、午前午後それぞれ3,000人。団体客も個人も一緒に門の入口に並ぶ。午前8時半に入場となり、3,000人に達した時点で午前の部は入場終わり。次の人からは午後の入場開放を待って並ぶことになる。午後の開放時間は1時からだ。3時間待ちは普通、列の長さは50メートルを超える。リュックを背負った人、日傘をさした人、スマホを眺める人が目立つ。
南方の湖南省から来たある親子連れは、朝8時に来て並んだところ、思いもかけず午後の参観を並んで待つことに。暑い中待ちたくはないが、子供にとって北京に来る機会はそうない。ぜひ清華大学を見せてやりたい、と持って来たパンでお昼をしのいでいた。
子供達も頑張る(出典:中国青年網)
当の大学生の方はというと、夏休み中も学校にとどまってアメリカ合衆国やカナダの大学院に入るのに必要なGREテストの勉強をしている清華大学の李くん。構内見学にくる人について、すごく増えているけど、でもマナーの良い見学者が大多数だし、子供に大学を見せて激励したいという親の気持ちもわかる。いいんじゃないかな、との答えが帰って来た。
清華大学、北京大学ともに、見学者相手のダフ屋まで現れ、1人50人民元(800円余りに相当)で車に乗って見学できるよ!と呼びかけている。乗り込む人もいて、なんとそのまま中に発進していった。大学の守衛さんに聞いたところ、やはりちゃんと並んで入ったほうがいい、制止しきれない時もあるけど、禁止はしているんだ、ダフ屋はあてにならないよ、とのことだった。
(情報元:http://news.qq.com/a/20170807/001782.htm#p=7)
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