2メートルをはってゴール!最後まであきらめない女性マラソン選手の根性が感動を呼ぶ!
ゴール目前でたおれかける王さん(出典:騰訊網)
全国運動会は中国最大のスポーツの祭典で、4年に一度開催されるため、中国のオリンピックとも呼ばれている。今年の開催地は天津。今回のマラソンで一躍有名になったのは、四川省雅安市から参加した王剛紅さん。
最後まであきらめない姿が感動をよんだ(出典:騰訊網)
マラソン当日の天津の気温は摂氏28度。体感温度が30度以上にも上昇するという過酷な条件の中、リオ五輪に参加したオリンピック選手など多くの選手がリタイアしていった。王さんも「一番きつかったのは35キロ地点。暑さで熱中症のような症状になり、リタイアすることも頭をよぎった。1キロが長く感じた」とその苦しさを振り返る。
ネットで一躍有名になったゴール前の王さん(出典:騰訊網)
ゴールまであと700メートルという地点で、力つきても何度となく倒れた王さん。その度に懸命に立ち上がってゴールを目指す王さんの姿が多くのネット民に感動を与えた。そして感動のドラマが始まったのは、王さんが4度目に倒れた2メートル地点からだ。暑さや疲労で意識が朦朧としているのか、起き上がる気力すらないように見えた王さん。大会スタッフも王さんを心配しながらも、選手の意志を尊重するため、手を貸すことなく見守った。力つきながらも懸命にゴールに向かう姿に、周囲からも「加油!(頑張れ!)」と観衆の声があがる中、最後は、はってゴールラインにタッチした。
そのガッツに「これぞオリンピック精神だ」「ゴールに向かう信念に感動した」とネット民の賞賛の声が続々と寄せられ、この話題も拡散された。当の王さんは、こうした声にとまどいながらも「ただゴールすることだけが頭にあった。スポーツ選手ならば誰でも同じことをしたはず」と語った。
(情報源:http://news.qq.com/a/20170430/015767.htm#p=1)
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