9月15日、中国のニュースサイト「界面」によると、武漢市の広場に、中国内陸部初となる本物のボーイング737を改造したレストランが登場した。
「莉莉航空(Lily Airways)」は、本物の飛行機を改造したレストランで、先月26日、武漢市のデュッセルドルフ広場にて改造工事が完了した。レストランは、インドネシアの格安航空会社(LCC)であるバティック・エアが使用し、現役引退したボーイング737を改造したもので、3500万元(約5億3400万円)を出資し完成させられた。
レストランのオーナーは、数年前、スイスでボーイング747を改造したホテルを目の当たりにし、飛行機をレストランに改造する計画を思いついた。去年5月より、航空会社と商談し、各種通関手続きを行い、今年2月にやっとインドネシアから武漢に輸入した。
ボーイング737は、一般的に乗客128名を収容することが可能だが、レストラン改造後は、収容人数は約70名となった。国外から高給でシェフを雇い、機内での飲食は一人当たり200元(約3000円)から300元(約4600円)となっている。
飛行機レストランというテーマに合わせ、レストランのスタッフも飛行機の客室常務員のようなハイレベルな選抜方法を採択した。求職者は、飛行機や鉄道の客室常務員、またはホテル管理専門であるという以外にも、身長は、男性が175センチメートル以上、女性が165センチメートル以上とした。また、スタッフは正式に働き始める前に、客室常務員専門の礼儀作法トレーニングを受けなくてはならず、早くも競争が激しくなっている。
参考:http://www.jiemian.com/article/853764.html
※株式会社フライメディアは、中華圏と日本をつなぐ会社です。
本日御紹介した「ボーイング改造レストラン登場」関連の取材したい、もっと詳しくリサーチしてほしい、写真や映像を使用したいなどご要望がございましたら、是非弊社にお問い合わせください!