6月13日、騰訊網によると、江蘇省准安市盱眙県で、「第16回国際ザリガニ祭り−万人ザリガニ宴」が開催され、全国より3万人以上のグルメが集まり、ザリガニ料理を楽しんだ。
日本ではあまり食べる習慣のないザリガニは、中国の夏の風物詩とも言える食材で、多くの食通をうならせるほどの人気ぶり。特にこのザリガニ祭りの会場となっている盱眙県は、「ザリガニ料理発祥地」と称されるほど有名なザリガニの産地。近くに良質な湖があり、ザリガニ養殖に適した環境があること、そして調理法や味付けに秘方があることで「元祖・ザリガニ料理」の県としても国内で人気だ。
この時期はメディアでもザリガニの話題が多く、毎年にぎわせるのが、「いかにザリガニをきれいに洗えるか」「臭みの除去方法」で、ザリガニの洗浄用に使われている原料が健康を害すると摘発されたとか、ザリガニ洗浄専門の洗濯機を開発した人の紹介だとかその内容はさまざま。消費者がどれほどザリガニ料理を愛し、その調理方法に注目をしているかが驚くほどよく分かるほどに話題はつきない。
さて、ザリガニ自体は食べられる身の部分は少なく、大人1人平均でだいたい1.5キロは軽く食べられる。また独特の臭みを消すためスパイシーな香辛料を使って調理されている料理が多い。食感はエビやカニと似ているが、香辛料の味が濃く、その味を楽しんでいるという感じだ。頭やワタなど食べない方が良い部分などもあり、ザリガニは人によりアレルギー反応も出るらしいので、初心者はチャレンジする際に注意が必要。
今回のイベントには、ザリガニ料理を専門とする地元のレストラン76店が参加し、合計30トンのザリガニを用意。大空の下、スパイシーに漂う香りが漂う会場で、イベント参加者たちは、今年もザリガニの季節の到来を多いに盛り上げていた。
参考:http://news.qq.com/a/20160614/009107.htm#p=1
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