FLY MEDIA BLOG

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2024.02.15
パパ・ママの声をAI生成して、子供に読み聞かせをしてくれるアプリ

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人工知能(AI)は日々目覚ましい進歩を遂げており、文章や音声、映像、プログラミングなどさまざまな分野での応用がすでに始まっている。例えばモノクロの古い映像をAIによってカラー化する技術や、故人の生前の音声を大量学習させてまるで今も生きているかのような音声会話を実現させる技術などには感嘆を禁じ得ない。

 

■上海のハイテク企業が提案するストーリー

上海市浦東新区の張江科学城にあるハイテク企業のヒマラヤは先ごろ、AI技術を用いて遠く離れた親子の距離を縮める事例を紹介する動画を発表した。仕事が忙しい、あるいは遠く離れた場所で暮らしているために、日中や夜寝る前に愛するわが子に本の読み聞かせができないパパやママが、AIの力を借りてまるで子どもに寄り添って読み聞かせや寝る前のお話をできるようにし、パパやママの声や温もりを求めている子供たちの心を満たす、というものだ。

 

■音声アプリがパパ・ママの「分身」に

そこで活躍するのが、同社が開発したアプリの「AIボイスチェンジ・パパとママの分身」機能。この機能を使うと、巨大なストーリーライブラリに登録された読み物をパパやママのAI音声で再生することができる。子どもたちは中国や外国の名作、探偵物語、詩、寓話、神話、伝説など3万以上の物語を、遠く離れたパパやママの声で聞いて、安心して眠りにつけるようになる。また、聞きたい時にいつでもパパやママの声を聞けるようになるのだ。この技術は、親子の絆を強めるだけでなく、数多くの読み物を通じて子供の知識を高めることにもつながる。

 

■計5分程度の学習で音声を再現

アプリで再現されるパパやママの声は、実際の肉声データを独自のアルゴリズムで解析して再現したもの。大量の録音データは必要とせず、1分程度のテキストを5件録音することで学習が完了可能だという。同社は音声をテーマとした子供向けの教育コンテンツを数多く開発しており、生後間もない赤ちゃんから12歳までの成長を音声を通じて見守ることに取り組んでいるとのことだ。

 

SNSでは著名人の音声データを集めてAI音声を作り、あたかも本人が発言したような音声や映像のコンテンツが続々と出現するようになり、情報の真偽を見分ける力がますます求められるようになった。便利であり今までできなかったことを次々と実現してくれるAI技術の恩恵を十分に活かしつつ、デメリットやリスクも認識して正しく利用することが大切だ。

 

(出展:https://baijiahao.baidu.com/s?id=1790135552288673515)

 

株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービス、ライブ配信サービスをご提供している会社です。

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