突如⁉︎パンダブームに沸いている中国。SNSをにぎわせ、多くのファンを抱えるパンダとして人気No1.なのが2歳の女の子「和花(ホーファ)」で、愛称は「花花(ファーファー)」。
これまでも現地にパンダファンはいたと思うが、日本と比較すると、さほど“熱狂的”には感じなかった。ところが、今では飛ぶ鳥を落とす勢いの人気となり、中でも「花花」は、大フィーバーが巻き起こっている。「花花」は、「網紅熊猫(ネットで大人気のパンダ)」として、アイドル並みの人気を誇り、ネットショップなどでも「花花」関連のグッズが飛ぶように売れている。「花花」がいる成都だけではなく、上海でも街を歩けば、パンダをモチーフにしたスイーツやドリンクが増え、SNS上でも「熊猫(ショォンマオ/パンダ)」の検索数が伸びている。
某カフェの萌キュン「パンダドリンク」(上海)
ところで、「花花」が大人気となった理由に、そのかわいいしぐさと特徴的な姿があげられる。丸々としていて、首がほとんど見えないその姿が「飯団(ファントゥアン/おにぎり)」のような三角で、分かりやすく、見つけやすい。そして、何と言っても愛嬌があるところに魅了されているファンも多い。
マショマロパンダは後からトッピング!(上海)
こうしたアイドル並みの人気を市場がそのまま放っておくわけもなく、パンダ人気にあやかり、様々な商品が販売されている。中国版インスタグラムと呼ばれる「RED(小紅書)」でも様々な種類やサイズのぬいぐるみが大ヒット。発売と同時に即完売するものもあり、ぬいぐるみを撮影した写真が投稿されるやいなやすぐに「いいね」が集まり、拡散されている。
REDで人気のぬいぐるみを購入(私物)
また、「花花」を一目見たいと成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地を訪れる観光客が大幅に増え、地元では経済効果が高まると期待、「花花」はパンダ経済を牽引するアイドルとして、今後の活躍にも注目が集まっている。
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