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2022.12.09
台湾「永康街(ヨンカンジエ)」にあるワンタンや麺料理の名店!

12月に入り日本と同じく一気に寒さが増した台湾。年間通して温暖なイメージをもつ人も多いが台湾の冬は降水率が非常に高く、一週間以上雨が降り続けることも非常に多い。これから本格的な冬が到来しそうだ。

交通部観光局の統計によると、海外からの観光客を受け入れ始めて以来、10月に台湾に来た海外旅行客は93206人、去年の同じ月と比べるとなんと560.71%の成長率であった。最も多いのがアメリカ人観光客、次に多いのが日本人だ。

台湾からも多くの台湾人が日本へ渡航し久しぶりの日本旅行を楽しんだようだ。台湾人は日本を「第二の故郷」のように見る人が多く、円安の影響もあり、これからより多くの台湾人観光客の来日が見込まれている。日台双方の観光事業がこれからますます盛り上がりそうだ。

しかしながら一部の台湾メディアによると日本人の台湾への観光熱は冷めてきているのでは?という見方もあり、その理由として台湾の観光環境の準備不足などが指摘されている。円安により日本人の海外旅行熱が冷めてきているのではという考えやコロナ前に起きていた「台湾ブーム」に陰りが見えているのではという意見もある。本格的な冬に入り感染拡大を気にして海外旅行を控えている人も多い為、今後春に向けての盛り上がりを期待しよう。

 

今回は日本人観光客の人気スポット「奇福扁食(チーフービェンシー)」の社長 林さんにこの2年半の営業状況についてインタビューをしてみた。

 

日本人観光客に人気の永康街にある人気店

 

新型コロナが流行し、日台間の旅行がストップしたこの約2年半、お店にはどのような影響があったか聞いてみたところ。「通常営業を続ける事ができ、むしろ生ワンタンの売り上げは増えていた。」との答えが。価格がリーズナブルで庶民派な為、テイクアウトなどでも地元の客が立ち寄ったようだ。また地元客以外にも台湾在住の日本人客が足を運んでいた事でコロナの間でも営業は続けられていたそうだ。

 

人気のワンタン麺はあっさりとした優しい味のスープが特徴

 

コロナ中に新しくできたポスター

 

1ヶ月の豚肉入りワンタンの売り上げが288000個にものぼるそうで、積み上げると50509mを誇り、なんと台北のシンボルタワー 101よりも高いのだそう。つるつる食感のワンタンは一度食べると忘れられない味と、多くの日本人観光客が足を運んでいる。

 

豊富な小皿メニュー

 

コロナ禍に新たな辛口小皿メニューを増やしたそうで、何度来ても飽きない仕組みだ。あっさりスープのワンタン麺と組み合わせても美味しい。

 

林さん曰く、コロナが流行ったこの約2年半で永康街、西門中、101エリアなど、様々な観光スポットの店舗が閉店に追いやられた。物価高や家賃の値上がり、スタッフ不足など、現在も多くの店が経営難に陥っており、夜市の屋台で売られている食べ物ですら値上げラッシュになっているとのこと。

 

コロナや世界情勢により台湾でも大きな変化が起きている、少しでも落ち着いて(できる事なら)また元の世の中に戻って欲しいものだ。

 

 

【店舗情報】

 

奇福扁食

台北市信義路二段243巷2號

 

 

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