8月7日(日)、香港では本年度香港居民に配布される1万ドル分の電子消費券の、第2回目の配布が始まった。
日本でいう給付金の事である。香港はこの給付金が電子マネー(電子消費券)で支払われ、2年目を迎える。
ちなみに1回目の配布は2022年4月で5000香港ドル(17円計算で約85000円相当)。
今回8月7日に配布されたのは2000香港ドル、そして残り3000香港ドルは10月の配布を予定している。
ちなみ電子消費券の受取ツールは、交通機関等で利用でき香港の多くの市民が保有をしているOctopusカード、AlipayHK、Tap & Go、WeChat Pay HKからの選択であった。そして今回からHSBC PayMe、中国銀行 BoC Payの2つのツールでの受け取りが増え、合計6種類から選べるようになっている。
筆者は前回AlipayHKを選択しており今回も変更はしないので一切の新しい手続きは不要。そして今朝8月7日、AlipayHKのアプリには無事2000香港ドルのクーポンが入っていた。
筆者のアリペイ香港のアプリの画面をスクリーンショットしたもの
前回は5000香港ドル分とあって大型家電や比較的値段の高いものを購入した人も多いようだが、今回は2000ドル、3000ドルという額に分けて配布される為に、大きなものの購入というよりは普段我慢をしている日用品や衣類、外食等に充てるという話を聞く。いずれにしても皆、この配布を待ち望んで過ごしてきていた。
そして2回目の配布日が日曜日とあって、この日ショッピングモールを覗いてみると真っすぐ歩く事が出来ない程の人が押し寄せていた。
8月7日、消費券2回目配布日の新界のショッピングモールの様子
どこを見ても人が大勢押し寄せていた
そして各店舗も夏のセールを開始しているだけではなく、消費券の利用が可能である旨のアピールも忘れず、呼び込みや店頭に看板がたっていた。
8月7日、消費券2回目配布日の新界のショッピングモールの様子
店頭には消費券利用を歓迎する表示が
8月7日、消費券2回目配布日の新界のショッピングモールの様子
店頭には消費券利用を歓迎する表示が
8月7日、消費券2回目配布日の新界のショッピングモールの様子
店頭には消費券利用を歓迎する表示が
しばらくの間はどこのショッピングモールやレストランも多くの人でにぎわうに違いない。今年後半戦の消費動向に大きく貢献できる事を祈るばかりである。
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