南アフリカのオミクロン株変異種のニュースは台湾でも大きな話題となり、感染がおさまり日常生活を取り戻していた人々を震撼させた。コロナが始まってからもう2年程の月日が経ち、疲れを通り越して諦めの境地となった人も多くいる中、特に海外からの観光客を相手にビジネスをしてきたレストラン、ホテル等、観光業の人々は長く続き過ぎたコロナに、方向転換を余儀なくされているようだ。
地下鉄行天宮駅近くにある日本人に人気のホテル ゴールデンチャイナホテル(康華大飯店)は11月30日を最後に約40年に渡る営業を終了した。駅にからのアクセスも非常に良く、親切で気の利いたサービスは日本人観光客から愛されていた為、多くの日本人が今回の閉館を惜しんでいた。コロナがなければこんな事は起きなかったであろう。
コロナが始まって以来台北のホテルや旅館等、宿泊施設のうち100店舗近くが営業停止を余儀なくされている。来年には更なる閉店、閉館ラッシュが続くであろうと言われており、このままの状況をいかに打破するかが問われる時期にも差し掛かっている。
内容がかなり暗くなってしまったが、今年最後の月が始まり、クリスマスももうすぐとなった今週。
台北の各地でクリスマスのイルミネーションが見られるようになった。今年のイルミネーションは長引くコロナ不況の影響もあってか、少々シンプルさが目立つ物もあるが、コロナで消沈した人々の心を慰めてくれるような暖かみを感じさせる物が多い。
今週は毎年恒例となっているMRT中山駅と新光三越デパートがコラボしたイルミネーションの様子をご紹介しよう。
地下鉄出口を出ると雨にもかかわらず多くの人だかりが…
筆者が足を運んだのは調度お披露目第一日目のようだった。今年のクリスマスはこちら!
スヌーピーファンが悲鳴をあげそうなツリーの誕生!
今年はスヌーピーとコラボしたツリーがお目見えだ。
後ろ姿も光のスヌーピーとウッドストックが散りばめられている
毎年冬に新光三越はスヌーピーの展示会を開催している。その関係もあってか今年は三越周辺の様々なところでスヌーピーを見ることができるのだ。
ファンにはたまらないスヌーピーのネオン
12月2日からスヌーピーの催事が開催され、去年と同じく限定商品や限定マスクが販売される模様。
台湾でもスヌーピーは人気のキャラクーターだ。どうか変異種の食い止めに成功しイベントを無事開催してほしいと願うばかりだ。
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