今年はコロナの影響で海外旅行に行けず、国内旅行もなかなか厳しい状況ですね。
旅行が好きな方にとっては、本当に残酷です!
では、もし元の生活に戻ったら、どこに旅行に行こうか?中国ならどこがいい?
こんなときだからこそ、十分に計画を練る大チャンスです!
あなたが観光地を選ぶときに、最も重視しているポイントは何でしょうか?
歴史、文化、自然、風景、建物、グルメ、冒険、リラックス、それとも出会い?
人によって答えがそれぞれ異なってくると思いますが、私はとにかく自然が大好きです!
自分の目でありのままの自然を見て、肌で空気を感じて、山を登ったり、水遊びをしたりすると、とても幸せです!
2018年9月 本渓満族自治県
今回は、中国で、自然をたっぷり楽しめる場所をご紹介しましょう!
そこは「紅葉の故郷」と呼ばれている「本渓満族自治県」(ほんけい-まんぞく-じちけん)で、私の故郷です!
2020年1月 本渓満族自治県 雲山スキー場
■紅葉の故郷・本渓満族自治県
「紅葉の故郷」というその名の通り、本渓満族自治県は紅葉が有名です。
満族は「満洲民族」、「満州族」のことです。
満州族が話すツングース諸語に属する言語・満州語がありますが、満洲語の使い手は、満洲族の間でも現在では極めて少なく、消滅の危機に瀕している言語の一つとなっています。
私も満族ですが、もちろん私、私の家族もしゃべれず、勉強したことすらありません。
政府のホームページには紅葉をモチーフとしたロゴと満州文字が入っている
本渓満族自治県は遼寧省(りょうねいしょう)本渓市(ほんけいし)にある小さな町として、中国の人気観光都市ではありませんが、自然がとても豊かで、毎年、多くの観光客が訪れています。
アクセス:本渓満族自治県は瀋陽桃仙国際空港から約85km、大連周水子国際空港から約400km。
Googleマップ:https://goo.gl/maps/ekdRPa6ZqdqEUQyA8
■「本渓水洞」(ほんけいすいどう)
本渓満族自治県の多くの観光スポットの中で、最も人気があって、有名なのは「本渓水洞」です。もし誰かにおすすめの観光スポットについて聞かれたら、ここが一番だと答えます!
2013年8月 本渓水洞
本渓水洞は、アジア最長の地下水に湛えられた鍾乳洞窟で、観光名所になっています。
1982年に観光地としての開発が大々的に始まり、1983年5月1日から正式に外国人に対する開放を開始しました。1994年に国家重点風景名勝区に指定され、2002年3月、国家旅游局AAAA级名勝風景区になりました。
2013年8月 本渓水洞
鍾乳洞内では遊覧ボートに乗って洞内奥まで入る事ができ、奥までの長さは3キロ以上続いています。
特に夏の時期の景色は最高です。
■関門山(かんもんさん)
関門山は私の実家から車で20分かからないところにある山です。
山の頂上には2つの峰があり、ひとつは大きく頂上が平らで、もうひとつは小さく頂上が尖っているので戸口のようで、このような名前が付けられました。
出典:http://www.bx.gov.cn/fxly/lyjd/content_357267
関門山で有名な観光地「関門山風景区」(現在は「関門山国家森林公園」という名称へ変更)は、特に紅葉で有名です。紅葉観賞に最適な季節は毎年9月下旬から10月中旬で、この時期には赤や黄色、緑の様々な色の葉が木々や川辺に見られます。
関門山で国家旅游局AAAA级名勝風景区に評された「関門山ダム風景区」もあります。太子河の支流を堰き止めた関門山ダム湖と渓谷があり、遊覧船でダム湖を渡り、湖の向かいにある小山や小川の渓谷をハイキングできるようになっています。
出典:http://www.bx.gov.cn/fxly/lyjd/content_357270
そして、夏の時期はラフティングのボートを使い、3.5kmほどの川下りが楽しめます。
出典:http://www.bx.gov.cn/fxly/lyjd/content_357270
ほかにもたくさんのスポットがあり、ここですべて詳しく紹介しきれませんが、どこもきれいで素敵な場所です!
出典:http://www.bx.gov.cn/fxly/lyjd
ネットで地元の方が撮影したドロ-ン映像が見つかりましたので、もしご興味がありましたら、開いてみてください。
・本渓満族自治県の四季(2分49秒)
https://v.youku.com/v_show/id_XNDA4Mjc1NjUyNA==.html
・本渓満族自治県の春夏秋(4分3秒)
https://v.youku.com/v_show/id_XMzA3NjY4MzUyNA==.html
・本渓満族自治県の冬(5分36秒)
https://v.youku.com/v_show/id_XMzQ0MTA3NjAxMg==.html
また、夜の街ではこんな風景も見られます。川沿いを散歩するととても気持ちよくておススメです。ちなみに、写真の右側は住宅街、左側は私が卒業した高校です(笑)
最後に、私が大好きな食べ物をご紹介します。
まずは「羊湯」(ヤンタン)です!羊の肉、モツ、羊血(血を固めてつくったもの、ちょっとグロいけどおススメ)などがたっぷり入っているスープにネギ、パクチー、塩、お酢などの調味料で自分の好みに味付けします。いや~、これがおいしくてたまりません!朝昼晩、三食でも行けちゃいそう~。
二つ目はB級グルメです。店の外に設置されているテーブルを家族や友達と一緒に囲んで、串やつまみを食べながら、ビールを飲む、うーん、最高!(笑)
というわけで、僭越ながら私の故郷のことを紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか。
実は中国の改革開放、中国経済の持続的な成長と国民所得レベルの迅速な向上に伴い、中国観光業の発展はかつてない大きな成長を見せています。
中商産業研究院の統計データによると、2019年の中国人の国内延べ旅行者数は60.06億人で、訪中外国人数は3億人です。ちなみに、JNTO(日本政府観光局)の統計によると、2019年の日本人国内旅行者数が5億8666万人、訪日外国人数は3188万人だそうです。
では、中国で人気の観光都市はどこなんでしょう?
ネットで調べてみました。以下をご覧ください。
《2020年 中国の人気観光都市ランキング》
1位 重慶(ジュウケイ) 年間観光客受入数約5.97億
2位 上海(シャンハイ) 年間観光客受入数約3.40億
3位 北京(ペキン) 年間観光客受入数約3.1億
4位 武漢(ブカン) 年間観光客受入数約2.85億
5位 西安(セイアン) 年間観光客受入数約2.47億
6位 成都(セイト) 年間観光客受入数約2.4億
7位 天津(テンシン) 年間観光客受入数約2.27億
8位 広州(コウシュウ) 年間観光客受入数約2.23億
9位 貴陽(キヨウ) 年間観光客受入数約1.88億
10位 杭州(コウシュウ) 年間観光客受入数約1.84億
※私の心の1位 本渓満族自治県は、年間観光客受入数約??億かな?
中国サイト出典:https://new.qq.com/rain/a/20200826A0CZSH00
日本サイト参考:https://kurashi-no.jp/I0029081
2017年6月 重慶
2019年4月 上海
2017年6月 成都
上記ランキング10選のうち、私は重慶、上海、北京、武漢、成都、杭州この6つの都市に行ったことがあります。
まだ行っていない都市にもちろん行きたいと思いますが、もう一度行ってみたい都市と言えば成都かなぁ!
前回はスケジュールの原因で、まだパンダを見に行っていないから!(笑)
でも、私はやっぱり故郷が一番大好きです!皆さんぜひ訪れてみてください!
本溪满族自治县欢迎你!
本渓満族自治県はいつでもあなたを歓迎します!
株式会社フライメディアは、映像制作を中心に、海外、主に中国、台湾、香港のリサーチ、コーディネーションサービス、ライブ配信サービスをご提供している会社です。
本日御紹介した「「紅葉の故郷」本渓満族自治県 に行きませんか?」関連についてもっと知りたい方、写真の使用をご希望の方は、是非お問い合わせください。(フライメディア チ・テン)