新型コロナ肺炎が世界中で猛威を振るっている。台湾の現在の感染者数は393人。人口密度の高い台北エリアが最も多く、総感染者数400人を目前に、市民の緊張が高まって来ている。
日本と同じようにテレワークを推奨する企業も増え始め、外に出ずに自宅で働く人もいるようだ。感染を防ぐ為に外食を控え、テイクアウトやUber Eats、Food Pandaなどのデリバリーサービスを活用する人も増えている。
外食文化が根強い台湾であったが、これを期に様々な消費の形が変化しそうだ。
ネットスーパーでの宅配サービスにも人気が集中し、現在時間指定や日付指定が不可能となり、大幅な遅延も発生しているようだ。
また、外に出る事を控えることで、運動不足になったり、ストレスがたまりジャンクフードやスナック類を買いだめする人々も増えているようだ。
巣ごもり消費が増える事を予想していたかのようにバリエーションを増やしているのがスナック業界だ。以前変わり種のポテトチップを紹介したが、そのブームがまだまだ続いているようだ。今回は大手スーパー「家楽福(カルフール)」で見かけた「まだまだ人気の変わり種スナック」をご紹介しよう。
〜伝統メニュー系〜
Lay’s 樂事 魯肉飯味
台湾人の国民食であるルーローファンの人気チェーン店「黒髭ルーローファン」とコラボしたポテトチップ、やや甘めの醤油味だ。
Lay’s 樂事 炭焼き胡椒餅味
夜市の名物でもある胡椒餅をチップスで再現、胡椒の聴いたパンチのある味。
今回とても目立っていたのが「日本ご当地もの」だ。しかしながら日本人から見ると「なぜに?」と首をかしげてしまう一面もある。
〜日本ご当地シリーズ〜
Lay’s 樂事 (左)北海道 塩のコクチーズ味 (右)大阪たこ焼き味
北海道、大阪のそれぞれの名物をポテトチップで再現している。
Lay’s 樂事 (左)宮崎チキン味 (右)九州焼き海苔味
「九州海苔味」というのは台湾のポテチ業界の中で常識となっている。
Lay’s 樂事 名古屋 炭焼き肉味
ここまで来ると無理矢理当てはめているのではないか説が浮上してくる。。。
想像できることは、コロナの影響で日本旅行を我慢している台湾人がこれらのポテトチップを食べることで旅行気分を味わっているのでは?ということだ。なんだか有り難い気持ちになった。
〜その他〜
Lay’s 樂事 クレームブリュレ味
やはりスイーツ系のポテトチップも健在だ。Lay’sシリーズは今回も変わり種フレイバーで世間の話題となっているようだ。
つぼ焼きピザ味にはナゼか糸ようじの嬉しいオマケつき!
さすが虫歯人口の多い台湾だ。毎日増え続ける感染者数に心がどんよりとする中、果敢に新しい挑戦をするLay’sに少しだけ勇気をもらった1日だった。
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