中国を象徴する動物と聞いて、多くの人がドラゴンを思い浮かべるのではないでしょうか。上海・浦東新区のショッピングモール内にこのほど、まるでドラゴンが空に昇るような形をした巨大滑り台が出現して、話題となっています。
巨大滑り台が出現したのは、浦東新区の浦建路にあるショッピングモール「巴黎春天」(パリの春)。滑り台はステンレス製のトンネルになっていて、吹き抜けになっている5階から1階までくねくねとカーブを描きながら一気に降りていく構造になっています。
モールを訪れた市民たちは、銀色に輝く「ドラゴン」に興味津々の様子。スマホを取り出して写真撮影する人もいれば、「いつ滑れるようになるの?」と問い合わせる人も。ある市民は「どんな感じなんだろう? 試してみたい」と語っています。その一方で、5階から1階へと滑り降りる「ドラゴン」の安全性を案じる市民も。確かに、見たところゴールに到達する頃には結構なスピードが出そうな感じがしますね。そして、トンネル状で外が全く見えないのもかえって恐怖感を増幅させそうです。
モールのスタッフによると、この巨大滑り台は22日の元宵節後に一般開放されるとのこと。果たして、上海の新たな名所となるでしょうか。