九州全土で大雪、沖縄でも観測史上初めて雪が降るなど、30年ぶりに日本を襲った大寒波。中国各地でも異常な寒さが続き、南部の福建省・ショウ州市(※)の人々もダウンジャケットで寒さをしのぐ中、野菜片手に上半身裸でランニングするおじいちゃんの姿が…。
(※)ショウは、さんずいに章
※注:真冬です。(出典:台海網)
1月25日、しょう州市内のとある路上で、極寒にも関わらず、短パン一丁の上半身裸で颯爽と走る老人に市民は釘づけになりました。彼の名は、陳合根(チェン・ホーゲン)さん、なんと、御年80歳です!
「こんな寒い日にナゼ?」という眼差しを受けるも、陳さんにとっては、何の事でもない、「習慣だから」です。朝5時に起床し、腕立て伏せとダンベルで身体を温めた後、6時に家を出て、7キロメートル走り、野菜を買って家に帰る。この日課を、40歳から40年間、雨の日も風の日も毎日上半身裸で続けてきました。「身体は自分のもの、身体を鍛えるのに人目を気にすることはない」という陳さん、彼の健康的な分厚い胸板がすべてを物語っています。
※注:隣の奥さんの恰好が普通です。(出典:台海網)
陳さんは、7歳の時に両親を亡くし、幼いころから苦労を強いられてきました。「家が貧しく、冬でも裸足で学校に通っていた。幼いころから運動が好きで、ボンボン飛び跳ねていれば寒さなんて感じなかった」といいます。その後、結婚し、3人の子供を立派に育てました。退職後は奥さんと旅行に行くのが楽しみで、旅行先でも、毎日欠かさず5時に起床し、7キロメートル走るそうです。
白髪がまだらにある以外、見た目は2、30年前と変わらず、同級生からは「不老の神」と羨ましがられる、陳さん。若さの秘訣は、「忍耐強く、鍛え続けること」。身体が許す限り、100歳までこの日課を続けるそうです。身体だけでなく、心も強いから、続けていけるのでしょうね!
参考:
http://www.taihainet.com/news/fujian/yghx/2016-01-26/1647849.html